先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2男子です。小学生の時に自閉症スペクトラムと診断、日常生活は支障無く普通級通い、私立進学校へ入学。小6で家のお金を持ち出し、中1で万引き、家で暴れ児相より福祉指導、思春期外来で通院治療中。
学校は大好きでしたが、中1のとき友人とトラブルがあり、先生に一日軟禁状態で反省文を書かされてから行き渋り、ユーチューブ中毒になり不登校。
なかよし貯金を知り、実践し始めましたがなかなか前に進めません。
発達障害の子は、近年増えています。そして発達障害であることが、不登校の原因と言われることもあります。
でも、大丈夫です。特徴を理解し、正しい対応をすれば、毎日楽しく学校に行くことができます。
親ができるサポート方法をまとめたので、参考にしていただければ幸いです。
発達障害の特徴を理解しよう
はじめに、発達障害の特徴を理解しましょう。そうすることで、問題が起こる前に対策することができるからです。
たとえば自閉症スペクトラムの場合は、「人間関係を作るのが苦手」という特徴があります。
そのため、何かトラブルが起こる前に先生に症状や特徴を伝えておくことで、友人関係をフォローしてもらうことができるでしょう。
つまり、特徴を理解することで、問題を防ぐことができるのです。他にも、予定が変わるとパニックになる、こだわりが強いといった特徴もあります。
子どもに合った対応をしよう
家で暴れている場合、原因が何かを考えることも大切です。子どもは、暴れたくて暴れているわけではありません。
予定が大きく変わっていないか?こだわりがあるものを禁止していないか?などを見直しましょう。暴れる原因は、できる限りなくすことが大切です。
一つ事例をあげます。たとえば、Youtubeが子どもにとっての唯一の楽しみだとしたら、それを突然奪ってしまうと子どもは暴れるでしょう。
YouTubeの影響で昼夜逆転生活になっているなら、愛情バロメータを上げたあとで、理由と条件を伝え、子どもが納得する形で制限をすることが重要です。
専門家や専門学校と連携しよう
また、現状、思春期外来に通っていると言うことですが、これは続けていって大丈夫です。ただ、薬を飲めば治るものではありません。
精神科医と連携しつつ、愛情バロメータを上げていくことが大切です。今の病院が合わないなら、他の病院と連携することも必要でしょう。
また、もし無理をして普通学級に通っているなら、特別支援学級やフリースクールを検討することもおすすめです。
大事なのは、子どもが成長できる居場所を見つけることだからです。この辺りは、柔軟に対応していきましょう。
本日のまとめ
発達障害の症状を理解し、それに合った対応をすることで、トラブルは未然に防ぐことができます。
また子どもが求めている愛情と親がしている愛情にズレがあると、問題行動は改善できません。愛情バロメータを上げつつ、専門家とも連携していきましょう。
明日ですが、「5教科合計93点UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!発達障害の子の不登校解決法
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