こんばんは。思春期の子育てアドバイザーの道山ケイです。いつも読んでいただきありがとうございます。
先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子どもにひどい言葉を言ってしまった場合、ここから復活は難しいでしょうか?イライラして、小さい頃からたまに言ってしまっていました。
心にもないことですが、傷つけてしまったことは事実なので、謝ったりもしましたが何かにつけて持ち出すので謝っても意味がないようです。
もう高校生なので親子関係を修復することは手遅れでしょうか。
子どもに対してひどい言葉を言ってしまうことは、誰にでもあることです。ここで、その後の対応を間違えると、親子関係がさらに悪化してしまいます。
そこで今回は、「子どもに傷つく言葉を言ってしまった後で気を付けること」について解説しましょう。
正しく対応することで、親子の絆を深められます。気持ちも楽になり、子どもとの毎日がさらに楽しく前向きに変わるはずです。
何歳からでも修復は可能
大前提として、親子関係は何歳からでもやり直すことができます。高校生はもちろん、大人になってから親子の仲が良くなるケースも珍しくありません。
ただし、年齢が上がるほど関係の修復は難しくなります。なぜなら、子どもが成長すると親と過ごす時間が減り、自然と距離ができてしまうからです。
高校生になると生活リズムも違ってきたり、社会人になると別々に暮らしたりすることも出てきます。その分、難易度が上がるのです。
だからこそ、できるだけ早く親子関係の改善に向けて動き始めましょう。
謝って意味がないことはない
相談者の方は、「謝っても意味がない」と感じています。しかし、謝ることには意味があります。
では、なぜ何度も同じことを持ち出してくるのか。おそらく、何か原因があります。
昔からずっと同じようなことを言われ続け、すぐに許せないのかもしれません。本心で言っていないことが、ばれている可能性もあります。
「意味がない」とあきらめるのではなく、許してくれない理由を改善することが大切です。
高校生から親子関係を改善する方法
では、どうすればいいのか。まずは言い訳をせず、誠意を持って一度しっかり謝りましょう。何度もくり返し謝る必要は、ありません。
もし何かにつけて持ち出してくるなら、その都度許してくれるまで何度も謝りましょう。そして、行動で示すことが大切です。
過干渉だったことに怒っているなら、二度と過干渉にならないようにしましょう。言葉だけでなく、行動が伴っていないと子どもには伝わりません。
また、距離があってもできることで、愛情を伝えましょう。好きなご飯を作るなどは、高校生の子にもできるはずです。
本日のまとめ
親子関係は、何歳からでも修復可能です。ただし、年齢が上がるほど難易度は上がります。
謝って意味がないことは、ありません。ただ、繰り返し持ち出してくるなら、なにか理由があるはずです。そこを改善していきましょう。
高校生からでも、愛情バロメータを上げることはできます。諦めずに取り組んでいきましょう。
明後日ですが、「全く勉強しない中2への対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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