先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
わが子はスマホを持たせていません。全く勉強しないのにスマホを与えたくないからです。LINEは私のスマホのアカウントを使って友達と連絡はとっています。
ただ、遊びに行った時に寂しい思いをしているのは事実です。親子関係が良好になったら、スマホは買うべきでしょうか?
「子どもにスマホを買おうか悩んでいる」と思っていないでしょうか?今回は、子どもにスマホを購入する適正時期についてお伝えします。
早すぎてもよくない、遅すぎてもよくない、これがスマホです。私の考える適正時期の見極め方を解説したので、参考にしていただければと思います。
適正時期は家庭で決めよう
大前提として、スマホを与える適正時期は、家庭によって違います。というのもご家庭ごとに、考え方や兄弟の有無、経済状況が違うためです。
そこで、本日お伝えするのは、スマホを買い与える目安となります。この記事を参考に、ご家庭の判断で決めていただければ幸いです。
もちろん、経済的に支払いが難しければ、無理に買う必要はありません。家計が苦しくなり、親の仕事を増やさないといけなくなったら本末転倒だからです。
この前提を踏まえたうえで、下の記事を読んでいただければと思います。
友達の状況とルールで決めよう
スマホを渡すべきかどうかは、2つの視点で考えましょう。1つ目は、友達の状況です。自分以外みんながスマホを持っているなら、正直少しかわいそうですよね。
持っていないことで、友達の輪に入れなくなることがあるからです。周りの友達の8割以上持っているなら、買うことを検討してもいいでしょう。
2つ目は、ルールを守れるかどうかです。現状、宿題ができていなくて朝も遅刻しているなら、スマホを渡すことでさらに悪くなると思います。
その場合「1か月しっかり宿題をやって遅刻せずに学校に行けたら、購入を考える」と伝えてみると良いでしょう。
この2つの視点で、与えるべきタイミングを考えるといいと思います。最近は、小6から中1くらいに購入している家庭が多いように感じます。こちらも、考える目安にしてみてください。
勉強とスマホは関係ない
「スマホを渡したら勉強しなくなる」と思われるかもしれません。近々紹介しますが、スマホを取り上げただけで成績が上がったという実験結果があります。それを考えると、影響はあります。
ただ、勉強しないのは、スマホだけが原因ではありません。たとえば今回の相談者さんのお子さんは、スマホを持っていないのに勉強してませんよね。
一方、スマホを持っていても勉強している子もたくさんいます。つまり、スマホは一つの要素になるだけで、根本的な理由ではないのです。子どもが勉強すかどうかは、
- 親子関係が良好かどうか
- 動機付けができているかどうか
この2つがクリアできると、子どもはスマホを持っていても勉強できるでしょう。この辺の詳しい説明は「成績UP無料講座」で解説しています。まだ読まれていなければ、参考にしてみてください。
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本日のまとめ
友達の8割以上が持っているなら、スマホの購入を考えても良いと思います。ただし、最低限やるべきルールが守れていることが前提です。1ヶ月間守れれば、購入を考えても良いでしょう。
また、「スマホを渡すと勉強しなくなる」は間違いです。親子関係が良好で動機付けができていれば、スマホを持っていても子どもはしっかり勉強します。
明日ですが、「1語1分!英単語のスペルの覚え方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!スマホを購入する適正年齢とは?
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