過保護で育てると子どもはどうなる?

過保護

世の中には「過保護は良くない」と捉えられている方もいらっしゃいます。

しかし多くの場合、よくないのは「過保護」ではなく「過干渉」であることがほとんどです。

そこで本日は、過保護と過干渉の違いと、過保護の子育てがいかに素晴らしいかお伝えします。

子育てのストレスがなくなり、子どもの将来が楽しみになるでしょう。

そもそも過保護の子育てって何?

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「過保護」を初めに提唱した佐々木正美先生によると、過保護とは、

「子どもが望んでいることを、子どもが望んでいる通りにやってあげすぎること」です。私が考える過保護の定義は、これです。

子どもが望んでいる通り接してあげれば、子どもは親の愛情を感じます。愛情バロメータも上がるため、子育てはうまくいくでしょう。

ただし、子どもの望みをすべて聞くことって、現実的には難しいです。そのため、「過保護を目指す子育て」が理想的といえるでしょう。

一方、子どもが望んでもいないことをやりすぎるのが、過干渉です。つまり、保護と干渉の違いは「子どもが望んでいるかどうか」で変わります。

過保護の子育てをすると子どもはどうなる?

挑戦する子供

過保護の子育てをすると、出てくる変化が5つあります。
  1. 親子関係が良くなります。自分の頼みを聞いてくれる親のことを、好きになるからです。
  2. 人を信じられるようになります。一番身近な親を信じられるからこそ、他人を信じられるからです。
  3. 挑戦できるようになります。何かあっても親が守ってくれると思うからです。
  4. 人に優しくなれます。自分が優しくしてもらっているからです。
  5. 心の器が大きくなります。心が満たされているからです。
これらの特徴がある子どもは、過保護で育てられているといえるでしょう。

今すぐやろう!過保護の子育て

タバコ

実際に、どういうことを意識すれば過保護の子育てができるのでしょうか。大事なことは、子どもの気持ちを理解することです。

子どもが何を望んでいるかわからなければ、過保護の子育てはできないからです。そのため日頃から会話をして、子どもの話を聞くようにしましょう。

その上で、聞いていい要求をできるだけ聞いてあげることが大切です。「今週末、イオン連れって」というような自然な要求には、できる限り応えてましょう。

もちろん「今すぐイオン連れてけ」というような暴言や「タバコ買ってきてくれない?」というような法律に違反する要求は聞いてはいけません。

本日のまとめ

親子

子どものためを思っての行動でも、子どもが望んでいる場合は過保護になり、そうでない場合はやりすぎると過干渉になります。

過保護で育てると親子関係が良くなり、心が満たされて人に優しくすることができます。また、失敗を恐れず挑戦できるようにもなるでしょう。

明後日ですが、「通信制高校の現実」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!過保護で育てると子どもはどうなる?

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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