子どもにすべきお金の教育

お金

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

長男は私立高校に通っています。主人の考えで、学校の授業料などの引き落としは本人がやるようにしています。

私立は高いと自覚させるためです。入学の際の制服や教科書などの支払いの際も、代金を渡し全て本人がしました。

母親としては少し可哀想な気持ちもあるのですが、教育的には大丈夫でしょうか?本人はめんどくさそうにしていますが、そこまで嫌がってはないようです。

おそらく旦那さんは、子どもに「お金の大切さ」を理解させるために、上記の教育をされていると思います。これは、素晴らしいことです。

ただ、少しやり方を間違えると、子どもにとってストレスになることもあります。そこで本日は「理想的なお金の教育」のやり方をまとめました。

ポイントは、子どもの気持ちに沿って進めることです。早いうちからしっかりやっておけば、将来お金に困ることがなくなるでしょう。

最低限やるべきお金の教育

親子

お金の教育は、学校でやってくれません。そのため、親がやるしかないです。

では、どんなことを伝えればいいのか。最初に教えることは「お金の大切さ」です。

たとえば、毎日おこづかい1000円がもらえ、欲しいものは何でも買ってもらえるとします。この場合、子どもはお金についてどう感じるでしょうか。

親にお願いすれば、簡単に手に入るものだと感じます。これでは、お金=大切な物という認識にはなりません。

そこで、物は与えすぎず、お金は大切に使うことを伝えましょう。今回の相談者さんは、学費の支払いを通してお金の大切さを伝えているのだと思います。

つまり、素晴らしい教育と言えるでしょう。

お金の教育がマイナスになる場合

親子

今回の相談者さんは「教育的に大丈夫か?」という点を心配されています。この部分ですが、まず教育的には問題ありません。

ただ、子どもが嫌がっているのに無理やりやらせると、過干渉になります。これは愛情バロメータを下げるので、よくないです。

現状は「嫌がっているわけではない」と書いているので、問題ないでしょう。ただ、子どもがストレスに感じているなら、やめてください。

自分でお金を作る練習も大切

家の手伝い

「お金の大切さ」を教えるうえで、もう一つおすすめの方法があります。それは、子どもが自分でお金を作る経験をつませることです。

たとえば、家の手伝いをしたらおこづかいがもらえる。使わなくなったものは、メルカリやリサイクルショップで売る。

こういった経験をさせることで、「お金を稼ぐのってこんなに大変なんだ」という気持ちが出てきます。すると、さらに大切さに気付けるでしょう。

※物を売る場合は、親の同意が必要になったりもするので、詳しくは販売サイトや販売会社の規約を読んでください。

本日のまとめ

お金

お金の教育は、学校ではしてくれません。そのため、小さいころから親が行うことが大切です。

そのうえで「お金の大切さ」を伝えることは、重要です。物を与えすぎるとお金の大切さが理解できなくなるので、注意しましょう。

明後日ですが、「お金を盗む子どもに親がすべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもにすべきお金の教育

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. ケアレスミス

    よく寝るだけでケアレスミスが激変?

  2. ゲーム

    ゲームを許す、強制するの見極め方

  3. サポート

    親が子どもにしてあげられる唯一のこと

  4. ゲーム依存

    不登校の兄弟がいる時の悪影響

  5. 成長

    成長が遅い子のサポート法

  6. サボる

    子どもが学校説明会をサボるときは?

  7. 暴言

    子どもが暴言を吐く3つの理由

  8. 高校生

    高校が合わないときは頑張らせるべき?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP