子どもの暴言は許すor叱る?

中学生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

最近、五月雨登校になりました。心配で内密に先生に相談しましたが、娘にバレてしまい激怒されました。

その後、暴言暴力嫌がらせ、朝までスマホ、学校も塾も行かなくなりました。愛情バロメータを上げるため、要求を聞いてやるうちに我儘になりました。どうしたらよいでしょうか?

愛情バロメータを上げることと、子どものわがままを聞くこと。この2つは、似ているようで全く異なります。

ここがうまく区別できていないと、子どもはやりたい放題になってしまうでしょう。

そこで本日は、暴言やわがままに対してどのように対応していくかをお伝えします。ここを理解していれば、暴言暴力、ひどい反抗も改善できるはずです。

聞いていい要求とダメな要求の違い

ダメ

子どもの要求は、聞いてもいいものとダメなものがあります。たとえば、人を傷つけることは聞いてはいけない要求です。

今回の相談者さんのような「親への暴言や暴力と嫌がらせ」は、受け入れてはいけません。親(人)を傷つけているからです。

わが子だからといって、許してはいけません。いくら我慢して許しても、愛情バロメータが上がらないので注意しましょう。

それどころか、子どもは親には何をやってもいいと思ってしまいます。善悪をつけられない人間になってしまうでしょう。

気持ちは理解し、暴言はダメと伝えよう

親子

では、どのように注意していけばいいのでしょうか。否定ばかりでは、子どもは気持ちを理解してもらえないことに反発します。

そこで、気持ちを理解した上で、ダメだと伝えることが大切です。たとえば、子どもが「学校まで車で乗せてけ」と言ってきたとします。

これは、親に対して使っていい言葉ではありませんよね。この場合、「学校遠いもんね。でもそういう言い方では乗せていけないよ」と、冷静に対応をしましょう。

もし子どもが暴れるなら?

警察

否定すると、子どもが暴れて手に負えないという方もいます。この場合は、子どもが落ち着いたタイミングで

「次暴れるなら、お母さんはあなたを止められないから警察を呼びます」と一言伝えておきましょう。

言った上で警察を呼ぶのであれば、子どもは理解できます。「まずいことやってしまった」と冷静になれるでしょう。

社会で暴力を振るう人間にならないためにも、理解させてあげるのが子どもの為なのです。

どうしても周りの目が気になる、警察は呼びにくいという場合は、専門科の力を借りましょう(私に、連絡いただければ、状況に合わせてベストな方を紹介できます)。

本日のまとめ

親子

私は普段から「子どもの要求はできる限り聞くようにしましょう」とお伝えしています。

しかし聞いてはいけない要求(人を傷つける、法律に違反する、人に迷惑をかける)には、毅然とした態度でダメと伝えなければいけません。

子どもが暴れて手に負えない場合、警察や専門家などの第三者の力を借りてでも、ダメなことは子どもに理解させることが必要です。

明日ですが、「成績は自宅学習or塾、どっちが上がる?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの暴言は許すor叱る?

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. 頭を抱える少年

    高校が楽しくない子どものサポート法

  2. 意地悪

    意地悪な子に育つ子育て法3選

  3. 仲間はずれ

    発達障害で友達ができない悩みの解決法

  4. 友達

    子どもの友人関係にどこまで干渉する?

  5. ゲーム

    フォートナイトをすると子どもは荒れるのか?

  6. 落ち込む少女

    上がった成績が下がってしまったときの考え方

  7. 過干渉になってしまう理由

  8. 投資

    子どもを伸ばす3つの投資法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP