子どもには反抗期があるとわかっていても、初めて直面するとうろたえてしまう親は多いです。
反抗期の子どもにどう対応すればいいかわからず、やってはいけない対応をしてしまうこともあるでしょう。
ここでは、特に反抗期がひどい子どもに、やってはいけない対応法を紹介します。NGを避けることで、トラブルを抑えて反抗期を乗り切れるでしょう。
子どもはなぜ親に反抗するのか?
そもそも、なぜ子どもは親に反抗するのでしょうか?大きく2つの理由があります。
1つ目の理由は「自分の気持ちを親にわかってもらいたい」からです。成長するにしたがって、子どもは自分の意思を強く持つようになります。
ただ、まだまだ適切に自分の気持ちを言葉にできないため、反抗という形で表現してしまうのです。
2つ目の理由は「親を試している」ケースです。してはいけないことでも、反抗すれば聞いてくれるのかを試しています。
反抗期の子にやってはいけない対応
では、反抗期の子どもにしてはいけない対応について、3つ紹介しましょう。
1つ目は、力で押さえつけることです。子どもは「自分の気持ちをわかってもらえない」から反抗しているのに、それを力で押さえつけたら悪化します。
2つ目は、ダメなことを許してしまうことです。酒やタバコを買ってこいというような要望を聞いてしまったら、子どもの健康を害することになります。
3つ目は、一方的に子どもが悪いと考えることです。親の方が間違った対応をしていることもよくあります。客観的に判断することが大切でしょう。
どのように対応すればいいのか?
もし子どもが反抗期になったら、次の3つの対応をしましょう。
1つ目は、落ち着くのを待つことです。頭に血が上って暴れている間は、話し合いができません。
2つ目は、冷静に話し合いをすることです。親もヒートアップすると、なおさら話になりません。子どもが落ち着いてから、冷静に話を聞きましょう。
3つ目は、必要であれば、失敗するまで待つことです。どうしてもやってみたいことがあるなら、一度やらせてみた方が早いでしょう。
ただし、人に迷惑をかける行為、傷付ける行為、法律に違反する行為は許可してはいけません。
本日のまとめ
反抗期で暴れているような状態の子どもとは、話ができません。まずは落ち着くまで待ち、それから冷静に話し合いをしましょう。
親が正しいと思い込まずに、子どもの話をじっくりと聞くことが重要です。
明日ですが、「謝れない子供2つの心理」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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