先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
子供が、何度話をしても親の財布からお金をとります。やめさせたいのですが、何度言ってもやめません。どうしたらいいでしょうか?
子どもが親の財布からお金を盗む理由ってご存知でしょうか?今回は、物を盗んでしまう子どもの心理と親ができる対応法をお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、思春期の子どもの複雑な心理が理解できます。その結果、無駄にお子さんと揉めることがなくなるでしょう。
お子さんには明るい未来を作るうえで参考になると思います。
親子関係が大前提
親子関係が悪いと、子どもは親の話を聞きません。注意することができないのです。さらに、家庭でストレスが解消できません。
すると、イライラを発散するためにお金を盗んだり、万引きしたりします。つまり、良好な親子関係を作ることが、解決への最初のステップです。
まずは、子どもと他愛もない話ができるところまで愛情バロメータを上げましょう。
愛情バロメータの上げ方など、詳しいやり方については、私が配信している「思春期の子育て講座」を参考にしていただければ幸いです。
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お金を盗む3つの原因
子どもがお金を盗むのは、3つの原因が考えられます。1つ目は、おこづかいが足りていない状態です。毎日お菓子を買って、友達の家で食べる場合を想像してみましょう。
週に2~3日(月に10日)遊ぶ場合、1日200円×10日=2000円かかります。おこづかいが500円しかもらってなかったら、足りません。
これだと、盗みを働く可能性が上がります。2つ目は、先輩などにたかられている状態です。恐喝されていて断れないと、仕方なく盗むことがあります。
これは、子どもの表情や行動を見ていればわかります。愛情バロメータが高ければ相談してくれるでしょう。
3つ目は、自律心がない状態です。お金だけではなくお菓子やゲームをやめられないのは、自律心の問題です。
自律心を養う方法
今回の相談者の場合、3つ目の自律心がないのが原因に思えます。そこで、自律心を養うために、小さな我慢をさせましょう。
たとえば、普段12時までゲームをしているなら、11時30分でやめるように我慢させるのです。
お菓子を食べるのがやめられないのなら、少しだけ量を減らさせましょう。このように、ちょっとだけ我慢させる経験を積ませることで、自律心が養われます。
ただし、愛情バロメータが高いことが前提です。これが低いと、我慢に対して反発するからです。
本日のまとめ
親子関係が良くないと、子どもは何を言っても聞きません。他愛もない話をしてくれるレベルまで、愛情バロメータを上げましょう。
おこづかいが足りないとき、たかられているとき、自律心がないときに子どもは親のお金を盗みます。自律心は練習によって養うことができます。一度、試してみてください。
明日ですが、「勉強モチベーションUP法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!怖い!子どもがお金を盗む本当の理由
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