先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学3年生の娘が、塾や学校のテストを受けるたびに点数が下がっていってて、本人が落ち込んでいます。
勉強したくない、受験しない、死にたいとすごく心配です。母としてどのように接すればいいのか。声掛けも難しいです。
勉強を頑張っているのに成績が下がることは、よくあります。ただ「受験したくない」「死にたい」と発言しているのは、少し危険な状況です。
そこで今回は、こういった言葉が出てきてしまう原因と親ができるサポート法をまとめました。
成績が下がることも、死にたいと言うことも、どちらも原因と改善策があります。これができれば、成績が上がるのはもちろん、子どもも未来も明るくなるはずです。
子どもが「死にたい」と言う原因
子どもに「死にたい」と言う原因は2つあります。
1つ目は、プレッシャーが大きすぎるからです。周りの期待に応えられないと思うと、辛い、死にたいと感じてしまいます。
思春期の子にとって、一番のプレッシャーは「受験」です。その不安を最も感じているのは、子ども本人であることを覚えておきましょう。
2つ目は、愛情不足です。愛情がうまく届いていないと、人生に希望を持てなくなり、生きていても意味がないと感じるようになります。
このどちらか、もしくは両方が原因である可能性が高いです。では、どうすればいいのでしょうか?
受験に落ちても問題ない思考でサポート
まずは「受験に落ちても全く問題ない」と考えましょう。極論ですが、受験に落ちても命がなくなるわけではないからです。
すると子どもに対しても、「合否も大事だけど、頑張った過程の方が大事だよ。無理しないでね」というような言葉をかけられるようになります。
こういった声をかければ、プレッシャーもなくなるでしょう。これと並行して愛情バロメータを上げていけば、死にたいという言葉も減ってくるはずです。
やる気があるのに成績が下がる原因
ただし、やる気があっても成績が上がらない時期が続くと、気持ちが落ち込みます。そこで、出来るだけ早く結果が出るようにすることも大切です。
では、やる気があるのに成績が下がる原因はなんでしょうか。主に、3つあります。1つ目は、勉強時間が足りないことです。
受験生だと周りが頑張るので、今までと同じ勉強時間では下がって当然でしょう。親子で計画表を作って、少しずつ増やしていくことが大切です。
2つ目は、勉強効率が悪いことです。勉強方法が良くないと、勉強量を増やしても成績は上がりません。ここは、親がチェックしましょう。
3つ目は、集中力が足りないことです。スマホに意識がいくようであれば、勉強していないも同然です。
タイマーを使って短時間の学習をしたり、集中できる環境に身を置くなどをしましょう。この3つがクリアできていれば、必ず成績は上がります。
本日のまとめ
子どもが「死にたい」と言う場合、プレッシャーが大きすぎること、愛情不足であること、この2つが原因です。
受験に落ちても、命がなくなるわけではありません。子どもの不安な気持ちを解消し、無条件の愛情を注ぐことができるのは親だけです。
心の不安、ストレスなどを緩和し、気持ちが前向きになる言葉をかけてあげましょう。
明後日ですが、「私立中学で不登校になった子どもの改善法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!成績が下がった子どもへの声かけ法
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