私立中学で不登校になった子どもの改善法

不登校

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中学受験をして中2半ばから不登校気味。現在中3で秋から不登校。進級テストで合格をもらい高校進級かと思っていたら、通信、定時制といいはじめました。

高校へそのまま上がってほしいのですが、どうしたら意欲がわき学校へいってくれるようになるでしょう。

最近7時に起き、ゲームセンターへ自転車で40分かけて行っています。家から出るようになったもののこれを続けててよいのでしょうか。

私立中学で不登校になる子は、少なくありません。親としては「せっかく中学受験をしたのに・・」と悲しい気持ちになるでしょう。

実は、私立特有の悩みというのがあります。ここが原因で、不登校になっている可能性があります。

私立公立問わず、不登校で悩んでいたら参考にしてみてください。子どもの不登校が改善し、将来の不安がなくなるはずです。

考えられる3つの原因

起きられない

私立中学で学校に行けない場合は、次の3つの理由が考えられます。

1つ目は、愛情バロメータが低いからです。学校へ行くためのエネルギーがないと朝起きられなくなり、学校に行けなくなります。

2つ目は、学校でのトラブルです。たとえ愛情バロメータが高くても、トラブルがあると学校に行く気が起きません。

3つ目は、学校が合わないからです。早起きが苦手な子が、家から遠い中学に通うのはそれだけで負担が増えます。

また、学習レベルが高すぎてついていけないと、毎回の授業が苦痛になってしまうでしょう。

基本的な不登校の解決法

愛情

私立公立問わず、まずは愛情バロメータを上げることが大切です。子どもが嫌がるのに「学校に行かなくていいの?」「勉強をしなくていいの?」と言っていませんか?

子どもが求めていない言動ばかりしていると、子どもは愛情不足になります。その結果、行動するエネルギーがたまらず、不登校解決が遅くなってしまうのです。

そこで、一緒にテレビが見たい、他愛もない話をしたい、美味しいご飯が食べたい、こういった子どもの要求をできる限り聞いてあげるようにしましょう。

愛情バロメータが上がったら、学校でのトラブルがないかを確認するといいです。

勉強面や生活面で不安がある場合、先生に相談して協力してもらうことで、学校生活が過ごしやすくなるでしょう。

学校が合わないときは転校がベスト

家庭教師

愛情バロメータも高く、学校でトラブルも起きていないのに行けない場合、学校があっていない可能性が高いです。

この場合、まずは子どもの負担をできる限り減らしましょう。家から遠すぎる場合には、学校の近くに引っ越すことができます。

勉強が難しいなら、家庭教師の力を借りるのもいいでしょう。ただ、どうにもならない場合は、転校するしかありません。

さすがに家から2時間以上かかる学校だと、睡眠時間を削って勉強しても限界があるからです。この場合は、子どもと相談して決めましょう。

本日のまとめ

中学生

不登校になる原因は、愛情バロメータが低い、学校でのトラブルがあります。私立中学の場合、学校が合わないことも原因のひとつです。

距離が遠くて通学が負担になっている場合は、学校の近くに引っ越しをするのもいいでしょう。学習レベルが高すぎる場合は、第三者のサポートをつけましょう。

それでもどうにもならないときは、転校を視野に入れていきましょう。

明日ですが、「子どもが勝手に勉強するようになる3つのコツ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!私立中学で不登校になった子どもの改善法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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