先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学生の息子がいます。昔から積極性にかけているようです。成績は上位ですが、通知表の関心、意欲はBです。理由は、発言回数が少ないからです。
ただ、子供に伝えても、性格だからと無関心で、一向に積極的にはなれないようです。どうしたらいいでしょうか?
子どもが積極的にならないと、親としては悩みますよね。そこで今回は「積極的な子どもを育てる方法」をお伝えします。
子どもの積極的というのは、半分はその子の気質ですが、残りの半分は子育てで伸ばしていくことが可能です。
勉強に限らず「何に対しても積極的になれず子どもがゲームばかりしている」という悩みも解決できるので、参考にしていただければ幸いです。
積極性が求められる時代到来
今の世の中は、積極性のある人間が求められています。というのも、昔と比べ消極的な子が増加しているからです。
積極性のある人は、貴重な存在になりつつあるのです。文科省もこの変化に対応するため、アクティブラーニングという授業形式に力を入れています。
つまり、これからの時代は、積極性が高いだけで社会で活躍できるのです。
子どもに積極性をつける3ステップ
では、どうしたら子どもに積極性をつけることができるのでしょうか。エリクソンの発達課題を見ると、その答えがわかります。
これは、人間がどういった課題をクリアしていくかを示した図です。
この図を見ると、人間は、基本的信頼感⇒自律性⇒積極性という順序で課題をクリアしていくことがわかります。つまり、子どもに積極性をつけさせるには、
ステップ1:基本的信頼感を養う
ステップ2:自律性を養う
ステップ3:積極性を養う
という順序で進めることが大切なのです。ステップ1をクリアするためには、愛情バロメータを上げることが大切です。
ステップ2をクリアするには、ダメなことは叱る。学校などのルールを守らせる。この2つが大切です。
積極性を養う方法
自律性が養われたら、いよいよステップ3である積極性を養うことができます。ここでやるべきことは、なんでもいいので好きなことに熱中させることです。
できれば部活や趣味、読書などが理想ですが、最初はゲームでも問題ありません。自分でやりたいことを見つけさせ、それを自らの意志で取り組む。
この経験をさせることで、様々なことに積極的に取り組めるようになります。いずれ、自分が興味がないことにも挑戦できるようになるでしょう。
本日のまとめ
近年、消極的な子どもの増加しています。そのため、今は積極的な人間になるだけで重宝されるのです。
まずは、信頼できる親子関係の構築、自律性を養うことに注力しましょう。その後、自分の好きなことに熱中する経験を積ませるようにしましょう。
明日ですが、「子育ての仕方4パターン!あなたはどれ?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!積極的な子どもを育てる方法
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