先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
うちの子は、愛情不足です。そのため、今の時点では何も注意することができません。
すると、言われない事をいい事に益々勉強もせず部活のない週末は1日10時間平気でゲーム漬けです。
テスト前は流石に煩く言って一緒に勉強したのですが、成績は前より下がってしまいました。これでもまだ干渉せず言わないでいて大丈夫なのでしょうか?
子どもがゲーム依存で注意してもやめないと、親としてはきついですよね。そこで今回は、子どもを注意する判断基準をお伝えします。
私は基本的には「干渉しないように」お父さんお母さんにお願いしています。しかし、注意しないといけない場合もあります。
この判断ができるようになると、これまで以上に子育てが楽になると思います。お子さんの明るい未来のために、参考にしていただければ幸いです。
注意できるかどうかで決めよう
注意すると暴れて、どちらかがケガをするという場合、親としても精神的につらいと思います。この場合、今すぐ注意する必要はありません。
もちろん本当にダメなこと(法律に触れることなど)は、注意しないといけません。しかし、ゲームを10時間やっても命に別状はないです。
それなら、そこまで焦らないほうがいいと思います。まずは、きちんと注意できる親子関係を作りましょう。そのうえで、冷静に話し合ってやめさせたほうがいいです。
つまり、今すぐ注意すべきかどうかは「子どもが暴れてけがをしないか」「絶対にダメなこと(法律に触れることなど)かどうか」で考えるようにしましょう。
小さなことから干渉しよう
では、今回のケースの場合、どのようにゲーム依存を解決すればいいのでしょうか。
いったん親が何も言えない状態になると、子どもはやりたい放題になります。そうなると、親の言うことが聞けなくなるでしょう。
そこでまずは話し合いができる親子関係を作りましょう。つまり、愛情バロメータを上げるわけです。詳しいやり方は、思春期の子育て講座で解説しています。
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ある程度話し合いができるようになったら、小さな干渉をしてみましょう。いきなり、ゲーム時間を半分にするというのは無理です。
食べ終わった食器を片付ける、お風呂から出たら換気扇を回すなど、子どもが実践できそうなところから始めていきます。それすらできずに、ゲーム時間を減らすのは難しいでしょう。
ゲーム依存をなくす方法
これができるようになったら、最後に他の楽しみを見つけさせます。ゲームをやめて何をするかを、一緒に考えましょう。
ゲームをやめさせたところでやることがないと、再び依存してしまうからです。空き時間をいきなり勉強させるのは、難しいと思います。
そこで、小説を読む、マンガを読む、ジョギングをする、筋トレをするなど受け入れやすいことから始めさせましょう。
これができるようになったら、勉強の動機づけをします。すると、その時間で勉強できるようになります。
本日のまとめ
命の別状がないようなことや法律に触れるレベルの犯罪以外は、焦ってやめさせる必要はありません。
無理に注意して子どもが暴れると大変なので、冷静に話し合いができる状態まで、親子関係を良くしてから対応していきましょう。
明日ですが、「子どもを勉強好きに育てる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもを注意する2つの判断基準
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