先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
娘は、中高一貫校に行っています。とにかく宿題が多くて、やりたい勉強がやりたい方法で出来ません。
例えばテスト前に英単語を20単語を10回ずつ書く宿題など、道山先生のやり方で勉強したいのに出来ない状態です。どうすればいいでしょうか?
お子さんですが「宿題が多すぎて終わらない」と悩んでないでしょうか?中高一貫校や私立中学は、特にこのような悩みが多い傾向にあります。
すると「勉強したくてもできない」という状況になるでしょう。そうなるとキツいので、今回は「宿題が多すぎる悩みの解決法」をお伝えします。
宿題が早く終われば、友達と遊んだり部活を頑張ったりできます。空いた時間をテスト勉強に充てれば、成績も上がります。お子さんにも伝えていただければ幸いです。
テスト勉強に応用しよう
今回の相談者の学校の宿題である「テスト前に英単語10回ずつ書く」というのは、非効率的な勉強です。そこで、宿題のやり方を変えさせましょう。
10回書くなら、まずは1回だけ書いてすぐにテストします。ここでもし英単語を書けなかったら、もう一回だけ書きます(これで10回中、2回書いたことになります)。
このように、宿題として提出するノートを使って、テスト勉強をしていくのです。すると10回書く宿題のうちの5回くらいで、覚えることができるでしょう。
もちろん、宿題として10回書かないといけないので、残りの5回はただの作業になります。この時間は無駄ですが、普通に10回書くだけより効率よく進められるはずです。
とにかく答えを写そう
テスト勉強に応用する方法でも終わらない場合、答えを写せばOKです。一番ダメなのは、提出しないことだからです。
そうなるくらいなら、答えを写して提出させましょう。先生に叱られたら、笑っておけば良いのです。
むしろ、この子は「写して出すだけでも頑張っている」と思ってもらえるようにさせましょう。
無理なら親が助けよう
それでも無理なら、最後は親が手伝ってあげましょう。この場合、あらかじめ学校に伝えておくと良いです。
「うちの子は宿題が終わらないので、私が代わりにやります。その分、点数を下げてもらっていいです」と伝えましょう。
さぼっているなら問題ですが、頑張っているのに無理なのものは無理です。もしこのサポートをして叱られるなら、学校を変えたほうがいいと思います。
本日のまとめ
宿題が多すぎる場合、一番の理想はテスト勉強と絡めることです。それでも無理なら、答えを写してOKです。それでも無理なら、親が手伝いましょう。
こういったサポートをして学校から叱られたら、学校を変えることも検討しましょう。
明日ですが、「ADHDの子が伸びる勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中高一貫校で宿題が多すぎるときは?
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