先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
小学生の娘がテレビ依存症です。食事中、入浴中、髪を乾かしながらなど1日中やっています。
22時には寝て欲しいのに、23時ごろまで宿題が終わらず寝るのが遅くなり朝も起きれません。
私も一緒になってテレビを見るととても喜んでいます。どうすべきでしょうか?
テレビに限らず、Youtube、スマホ、ゲーム、これらには依存性があるため、多くの親を悩ませます。
そこで本日は、テレビやYouTube等の依存症の原因と親ができる改善方法をお伝えします。
この手順で対策していけば、お子さんの依存症を最短で治すことが可能です。その結果、勉強も頑張れるようになり、成績も上がるでしょう。
考えられる2つの原因
テレビ依存症には、2つの原因が考えられます。1つ目は、他に楽しいことがないからです。
子どもは、他に楽しいことがないと、まあまあ楽しいテレビばかり見てしまいます。つまり、他にもっと楽しいことがあればやめられるのです。
2つ目は、自律性が低いからです。「朝起きられなくなるまでテレビを見るのはよくない」とわかっていても、やめられない。
これは、自分を律する力が不足しているのが原因といえます。まずはお子さんがどちらに当てはまるのか、チェックしましょう。
楽しいことを作ってやめさせる方法
他に楽しいことがないのが原因なら、テレビよりも楽しいものを見つけてあげましょう。
子どもが楽しいと思うことをしている間は、テレビを見なくてもストレスを感じないからです。
親子で料理を作る、小説を読む、友達と遊ぶ、好きな習い事をするなど、テレビ以外にいろいろなことを経験させましょう。
また、子どもとの会話を増やし、明るい雰囲気にすることも大切です。家庭が楽しい雰囲気であれば、テレビではなく、家族と話したくなるからです。
自らの意志でやめる3ステップ
自律性が低いことが原因なら、次のステップを行いましょう。まず、「長時間やってはいけない理由」を子どもに伝えます。たとえば、
- 視力が下がるから1日2時間まで
- 朝寝坊するから、22時まで
まずは1日1時間減らすなど、子どもが頑張れるレベルの制限をさせることで、少しずつ依存状態から抜け出すことができます。
ただし、これを行うには愛情バロメータを上げておく必要があります。親子関係が悪いと、子どもは親の言うことを聞かないからです。
私が日々お伝えしている子育て法で、日頃から良好な親子関係を築いておきましょう。
本日のまとめ
テレビ依存症の原因は、「他に楽しいことがないから」と「自律性が低いから」です。まずは、テレビ以外に楽しみを見つけてあげましょう。
さらに、愛情バロメータを上げた上で、やめないといけない理由を伝えましょう。少しずつ制限をしていくことで、テレビ依存からは抜け出せるはずです。
明後日ですが、「子育てがうまくいく人といかない人の違い」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!テレビ依存症の子に親ができること
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