先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1です。友達から距離が近いと言われ、かなりショックです。ちょうどよい距離感がわからないです。
先生からも、「距離が近い」と複数人から言われたから注意するようにと言われたのですが、誰が言っているのかもわかりません。
どうしたら、適切な距離感を掴むことができますか。
私の元には、中学生や高校生の子どもを持つお父様お母様だけでなく、子どもたちからの相談もたくさんきます。
今回の相談は、友達との距離感についてですが、適切な距離というのは難しいものです。
そこで、今回は適切な距離感を考える方法や、どうやってそこに合わせていくのかということをお伝えしたいと思います。
この内容をしっかり理解していただければ、友達が喜ぶ距離感が分かるようになるので、友達関係が良好になるでしょう。
その結果、人気者にもなれると思うので、参考にしていただけると幸いです。
適度な距離感とは何か?
まず、適度な距離感とは一体何でしょうか。それは、お互いにとって居心地の良い距離感のことです。
例えば、人と話をするとき距離が遠すぎると、その人のことを避けているように思われてしまいます。逆に近すぎると、息苦しく感じたり、圧迫感を感じます。
お互いにとって調度良い距離感が分かれば、話しているときでも両者が居心地の良さを感じることができます。
そのため、まずはお互いが居心地が良いと感じられる距離感を見つけることが大切です。
相手にとって適度な距離感の見極め方
では、相手にとって適度な距離感というのは、どうすれば見極めることができるでしょうか。ポイントは、表情と反応です。
例えば、相手との距離が遠すぎる場合、相手は少し不安そうな表情をします。距離をとられすぎると、嫌われているのかもしれないと思うからです。
その場合、無意識に距離を縮めたい気持ちが働くので、話しているうちに少しずつ近寄ってくると思います。(これが反応です)
一方、距離が近すぎる場合は、まず相手の表情が曇ります。近すぎることで圧迫感を感じているので、無意識に引いたり、一歩下がるという反応をします。
そういうときは、距離が近すぎるのだと判断して、少し距離を取るように心がけてみましょう。
近すぎるなら半歩下がればOK
今回の相談者さんの場合、周りから「距離が近すぎる」と思われています。そこで、自分がちょうど良いと感じているところから半歩だけ下がってみましょう。
自分にとっては遠いと感じるかもしれませんが、他の子にとってはそれが調度良い距離感です。最初は、意識して半歩下がるようにしましょう。
意識を続けていくと、だんだん自分もその距離感のほうが話しやすくなってくると思います。そのタイミングが来るまでは、意識して修正していきましょう。
適切な距離感がつかめると、相手の子は楽しそうに話してくれる頻度が増えると思います。そうなると、学校に行くのも楽しくなるのでぜひ試してみてください。
本日のまとめ
人との適度な距離感というのは、お互いが居心地が良いと感じる距離感のことです。遠すぎると避けられているように感じ、近すぎると圧迫感を覚えます。
避けられているように感じると相手は不安そうな表情になり、無意識に距離を縮めようと近寄ってくるでしょう。
また、近すぎると息苦しく感じるので、相手の表情は曇ります。無意識に引いたり、一歩下がって話をするというような反応が出てきます。
こういったサインを見ながら、適度な距離感になるように意識してみましょう。適度な距離感が分かれば、相手が笑顔で話してくれる頻度が増えてくるはずです。
明日ですが、「社会で90点以上狙うための記述問題の解き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!友達との距離感がわからない時
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