先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
友達を作るサポートって具体的にどうすればいいのでしょうか?
お子さんが友達を作るのが苦手なタイプの場合、お父さんやお母さんが友達作りのサポートをすることが必要です。
ただし、具体的に何をすればいいかって難しいですよね。そこで今回は、親ができるサポートの仕方をお伝えしましょう。
きちんとサポートができれば、友達関係が上手くいきます。今以上に学校を楽しむことができるようになり、子どもの笑顔が増えるはずです。
子どもが友達を作るメカニズム
そもそも子どもが友達を作るのは、3つの段階があります。最初は、勇気を出してクラスメイトに声をかけることです。
次に、共通の話題で盛り上がったり、気が合うと感じたりして仲良くなっていきます。
最後に、学校だけではなくプライベートでも遊ぶようになり、友達になっていくというのがよくある流れです。
つまり、友達ができない子というのは、この3ステップのどこかでつまずいていると考えられます。そこをスムーズにいくように、サポートしましょう。
声をかけられない子のサポート法
勇気を出して話しかけられない子には、2つのアプローチ方法があります。1つ目は、良好な親子関係を作ることです。
いちばん身近な親を信じることができてはじめて、他人を信じられるようになるからです。
「自分が話しかけたら応えてくれる」と思うことで、声をかけられるになります。
そのためには、子どもの興味に親も興味を持ったり、子どもの話をしっかり聞いたりすることが大切です。
2つ目は、先生にきっかけを作ってもらうことです。元々、話しかけるのが苦手な気質の子もいます。
その場合、先生とその子達で一緒に話す時間を作ることで、自然と二人でも話せるようになっていくでしょう。一度、先生に相談してみるのがおすすめです。
子どものコミュ力の高め方
上記の段階をクリアできたら、次は共通の話題を増やすことが大切です。これには、さまざまな経験をさせましょう。
1~2回でもその分野の経験があれば、それをベースで会話ができるようになるからです。
たとえば、サッカー部ではなかったとしても、試合を見に行ったことがあるだけで、サッカーの話で盛り上がることができるでしょう。
また、子どもの話に親が共感することも必要です。親が共感すると、子どもも人の話に共感できるようになるからです。
これだけで、他人との会話が上手くなるでしょう。ここまでこれば、あとは子ども同士で遊ぶ約束をし、仲良くなることができるはずです。
本日のまとめ
友達作りのステップでは、勇気を出してクラスメイトに声をかけることが大切です。
それができるようになるには、良好な親子関係をつくっていきましょう。親を信じられるからこそ、他人を信じられるからです。
また、共通の話題で盛り上がれるように、さまざまな経験をさせたり、共感力を高めたりすることも大切でしょう。
明日ですが、「愛情不足の女の子3つの特徴」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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