子どもが嘘をつく理由とその対策

嘘をついて叱られる

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先日こんな相談をいただきました。
※プライバシー保護のため、
一部内容を変更しております。

中学3年生の娘の事なのですが、
ちょっと思い込みが激しい傾向があり、
最近もそのために学校でトラブルがありました。

また、悪気もなく作り話や嘘も言っているようて、
私がとがめると、そんな事はしていないと言います。

娘を信じたいのですが、もし娘が嘘などをついているようなら、
このまま貴方を信じているわと言って、
なにもしないで見守っているだけでいいのでしょうか。


最初にお伝えすると、
何もしないで見守っているだけでは、何も解決しません!
子どもが嘘をつく理由と解決策をまとめました。

なぜ子どもは親に嘘をつくのか?

叱る
そもそも子どもが親に嘘をつく理由と言うのは、
非常にシンプルです。それは何かというと、
「叱られるのが嫌だから」です。

 

冷静に考えてみてください。
もしガラスを割ってしまったとします。

 

そこでお母さんが、「よくやった!ご褒美に1万円あげる」
と言うとしたら、子どもは親に嘘をついてまで、
上記の事実を隠そうとしません。

 

ただ現実と言うのは、
「何やっているの!あなたのお小遣いで買いなさい!」
激しく叱ってしまう方が多い思います。

 

すると子どもは、
「叱られるのが嫌」だから仕方なく、
親に嘘をつかないといけないのです。

根本的な原因は親が失敗を成長と捉えられていないこと

部屋の窓
ではどうして親は、子どもが何か悪さをしたときに、
すぐに叱ってしまうのでしょうか?
これは結局、
失敗=ダメなこと、だと考えてしまっているからです。

 

そもそもこの世に失敗と言う言葉は存在しません。
小さい子を見ればわかるのですが、
人間と言うのは失敗をしたときに学びます。

 

部屋の中でボール遊びをしていて、
ガラスを割ってしまった時初めて、
「家の中でボール遊びをしてはいけない」
と言うことを学ぶわけです。

 

だからこれからは、
失敗は成長と考えるようにしましょう。

 

そして子どもが失敗した時は叱るのではなく、
冷静に「これをするとこうなるから駄目だよ」
教えてあげれば良いです

 

こういった伝え方をしていけば、
子どもが嘘をつくことはなくなります。

小さな失敗で叱り続けると大きな失敗が起こってしまう


子どもと言うのは、最初はただガラスを割るだけです。
そこで親が正しい伝え方をすると、
子どもは悪いことをしても素直に謝る子にになります。

 

ただここで感情的に叱ってしまい、
子どもが嘘をつく子になってしまった場合、
ガラスを割る以上に悪いことが起こっても、
子どもは親に言えなくなってしまいます。

 

その結果もっと大きな問題が起こってしまうのです。
そうなってしまってからでは遅いですよね。
今からでも遅くはないので、
子どもへの伝え方を少し変えるように意識してみてください。

 

今回相談を送ってくれた方のように、
今既にお子さんが嘘をつく状態だったとしても、
これから伝え方を変えていけば、
少しずつ嘘をつかなくなってきます。

 

何もしないで見守るではなく、
子どもへの接し方を変えていくこと
子どもの嘘を解決する方法になります。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

 

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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