先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中1息子の進路についてです。うちの子は、調理師免許がとれる学科に行きたいそうです。
ただ、親としては普通科の高校から調理師関係に進んでもよいのでは、大学進学も視野に入れて欲しいと思っています。
反抗期もあり、どうサポートすればよいでしょうか。料理に興味があることは小学生からで、勉強に興味が持てないのは私の過干渉が原因と今は思っています。
専門科高校に進学しようか、普通科から大学進学しようか、親子で悩まれたことってないでしょうか?進路の話で親子が対立する場合、明確なやり方があります。
それを行うと、子どものやる気もアップして志望校にも合格できるようになります。一方、間違ったやり方で進路を決めると、後悔することになるでしょう。
お子さんの明るい未来を作るために、参考にしていただければ幸いです。
大前提!進路は子どもに決めさせよう
高校は、子どもが通うところです。そこで、親子で進路の意見が分かれたとしても、最終的には子どもに決めさせるのが原則です。
ただ、悪い条件が2つ重なると、子どもは間違った進路選択をしてしまう場合があります。
1つ目は、親子関係が悪いことです。この状態になると、子どもは本心を親に話さなくなります。すると、反抗心から間違った進路選択をしてしまうのです。
2つ目は、視野が狭くなってしまっていることです。自分が知っている範囲からしか高校を選べないと、さすがにうまくいきません。
お子さんがこの2つの状態になっているなら、親のサポートが必要になります。
まずは愛情バロメータUP
まずは、親子で他愛もない話ができるレベルまで、愛情バロメータを上げていきましょう。今回の相談者さんの場合、「私は過干渉」とあります。
ただ、子どもが親に自分の希望を伝えられているので、そんなにひどい状態ではないでしょう。
まだ中1ということなので、あまり深く考えすぎなくても大丈夫です。今は、話を聞いてあげたり、一緒に調べたりしてあげることが大切だと思います。
もしお子さんと話ができない状態なら、「思春期の子育て講座」を参考にしながら愛情バロメータをあげてください。
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選択肢を出そう
今回の相談者さんのお子さんのように、調理師科高校(専門科高校)しか知らないと、そこしか見えません。そこでいろいろな選択肢を考えるために、資料を集めましょう。
このとき、親が「普通科に行かせたい」という気持ちが強すぎると、子どもは話を聞かなくなります。誘導されると思って、反発心が出てくるからです。
親はあくまでもサポーターです。専門科高校、普通科高校から大学、普通科高校から専門学校など様々なルートを考え、提案してあげましょう。
そして、「最後はあなたが決めればいいよ」「こういう選択肢もあるよ」という姿勢で向き合うことが大切です。
本日のまとめ
進路選択の大原則は、子どもに決めさせることです。ただ、親子関係が悪かったり、視野が狭い状態だと誤った選択をすることがあります。
まずは、親子で他愛もない話ができるまで、愛情バロメータをあげましょう。その後、いろいろな選択肢を提案しましょう。あとは、自分で考えて決断するはずです。
明日ですが、「簡単にできる愛情不足の解消法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!進路が親と子で意見がわかれるときは?
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