中学生向け!学校に行けない悩みの解決策

学校

本日は小学生、中学生、高校生の子で学校に行きたいのに行けないと悩んでいる場合の対応策をまとめます。実は先日こんな相談をいただきました。

中学2年生本人ですが、二学期後半ぐらいから不登校になりました。もう来年は受験生だし高校も行きたいと思っています!ですが中々学校に行けません。どうしたらいいのでしょうか?

この悩みを私に送ってくるということは、気持ち的には学校に行きたいのだと思います。ただ何かが原因で行けず苦しんでいるのだと思います。

そんな時はどうしたら良いのか?私なりの解決ステップをまとめたので一度読んでみてください。もしお友達やお子さんが学校に行けず悩んでいるなら、ぜひこの記事をシェアして頂けると助かります。

行きたくても行けない3つの理由

学校

学校に行きたいのに行けないと悩んでいる子は、主に次の3つのどれかが原因であることが多いです。一度自分がどこに当てはまるかをチェックしてみてください。

心に傷を負っている

心

親子関係があまりよくなかったり、友達から裏切られたりすると心に傷を負ってしまいます。すると朝起きられなくなったり、夜寝られなくなります。

日中もなんとなく体がだるいと感じるので動けません。仕方なくスマホを触ったりベッドで寝ていると親から叱られさらに心が苦しくなってしまうケースです。

学校でトラブルを抱えている

叱られる

宿題ができていないため登校すると先生から叱られる。友達と喧嘩してしまい気まずい。先輩から目をつけられて明日呼び出されているなど学校でのトラブルが原因で行きたくなくなるケースです。

トラブルさえ解決できればすぐに学校に行けるのですが、その解決策がわからないため一人で悩み学校に行けないパターンです。

自分の問題で学校に行けない

髪型

席替えで大嫌いな男の子の隣になったため、行きたくない。生活態度について、生徒指導の先生から怒られるのが怖い。髪型が変になりみんなに見られなくない。

頑張っていこうと思えば行けるのですが、そこまでしてまで学校に行こうと思わないため休んでいるパターンです。行きたい気持ちよりも、休みたい気持ちが上回っている状態とも言えます。

ほとんどの子がこの3つのどこかに当てはまると思います。おそらく今回の相談者は、文章のパワーから見て「心に傷を負っているケース」のような気がします。

学校に行けるようにするための解決ステップ

ステップ

では実際にどのようなステップを踏めば解決することができるのでしょうか。3つの状況ごとに分けて解説していきたいと思います。

心に傷がある場合、信頼できる人に協力を求める

スマホ

心に傷がある子の場合、無理に学校に行こうと思っても無理です。これはあなたの責任ではないからです。多くの場合、お父さんお母さんの接し方に問題があります。

ではどうしたら良いのかというと、まずは一番信頼できる人に相談することです。それが親であれば一番理想ですが、もし相談できる親なら一人で悩んでいないと思います。

親に相談が無理なら、学校の先生、友達、親戚、兄弟などの中で一番信頼できる人に相談しましょう。もし誰もいなければ、文科省の24時間子どもSOSダイヤルに相談してみるのがいいです。電話番号:0120-0-78310

自分ひとりの力ではどうにもならないので、大人に力になってもらうのが最初のステップになります。

学校でトラブルを抱えているときは親に間に入ってもらう

学校

次に学校でトラブルを抱えている場合ですが、この場合はお父さんお母さんが力になってくれると思います。なぜ学校に行きたくないかを素直に話してみてください。

そして学校の先生に電話をしてもらい、今抱えているトラブルの解決を助けてもらうように頼んでもらいましょう。自分一人だと解決が難しくても、大人が間に入れば解決できることは多いです。

もしお父さんお母さんに相談するのが難しければ、学校に電話をして教頭先生(副校長)か養護教諭(保健室の先生)に相談してみてください。きっと力になってくれます。

自分の問題は自分でしか解決できない

茶髪

最後は自分の問題です。これに関してはあなたが自分で解決するしかありません。極端な話あなたが髪の毛を染めているとします。学校のルールに反しているため、行くだけで叱られるとします。

この場合あなたが髪の色を直さない限り、学校に行くことはできないのです。もしそれが嫌なら、無理に学校に行こうとせず、フリースクールなどに行けばいいのです。

学校は社会です。社会にはルールがあります。もしそれを守れないなら、違うルールの場所で過ごすしかありません。※道山はそれが悪いとは思っていません。

親か先生かSOSダイヤルに相談しよう

SOS

それぞれの状況別に解決ステップをまとめたのですが、一言でいうと「誰かに相談しよう」ということになります。できれば親がいいのですが、それが無理なら学校。

学校も頼りにならないならSOSダイヤルという順になります。道山に相談してもらえばもちろん力になりますが、私は第3者という立場なのでできるサポートに限界があります。

あなたの家に行ったり、先生やお父さんお母さんと直接話をすることができないからです。できる限り、身近な人に相談するのが良いと思います。

勇気のいることかもしれませんが、それができれば解決への第一歩を踏み出したことになります。一人で悩まず必ず大人の力を借りてください。

お父さんお母さんに理解してほしいこと

愛情

最後にお父さんお母さん向けのお話です。ここまで読んでいただくとわかるのですが、子どもの不登校を解決するには親の力が必要になります。

また私の経験上、多くの不登校の子は「心にがある」状態で悩んでいます。これはお父さんお母さんが無条件の愛で子どもを支え、心に栄養を与えてあげないと解決できないのです。

もしこのやり方がわからなければ、思春期の子育てメール講座中学生の不登校の原因の記事などを読んでみてください。さらに詳しい原因と、解決ステップが理解できると思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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コメント

    • 前田佳世
    • 2018年 2月 22日 7:36pm

    夢プロ仲間で今話し合っている話題なので凄く為になります。

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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