引っ込み思案な子を改善する方法

引っ込み思案

最近の子どもたちは、
本当に引っ込み思案な子が多いです。
引っ込み思案=悪
というわけではないのですが、

 

自分の想いが伝えられないことで、
悩んでいる場合は要注意です。

 

プツンと緊張の糸が切れて、
「もうどうでもいいや!」
となった瞬間に、

 

  • 引きこもり
  • リストカット
  • 不登校
 

などが始まる危険があるからです。
お子さんがそこまで追い込まれてから、
後悔しても遅いです。

 

そこで本日は、
引っ込み思案な子にすべき、
2つのサポート方法をお伝えします。

 

あなたのお子さんに、
このサポートをしていけば、
少しずつ人前で自分の意見や想いを
表現できるようになるはずです。

引っ込み事案の定義と陥る悲劇

引きこもり
そもそも引っ込み思案とは、
どういった性質のことを言うのでしょうか。

 

大辞林には、
「人前に出て積極的に事を行うことができない性格」
と書いてあります。

 

ここだけ読むと、
人前に出ると積極的に行動できないが、
人前でなければできる子という感じで、
ポジティブに捉えることもできます。

 

しかし私の経験上、
人前で自分の想いを伝えられない子は、
自分の性格に悩んでいることが多いです。

 

引っ込み思案という性格だけであれば、
それほど気にすることはありません。
しかしその性格について
子どもが悩んでいるなら危険です。

 

「なんで俺はいつも友達の前で、
自分の想いを伝えられないんだろう」
とマイナス思考になり、
いずれ自分を責め始めます。

 

状況が悪化すると、
  • 引きこもり
  • リストカット
  • 不登校
 

などに発展することがあるからです。
長期的に続いていくと、
大人の引きこもりやニートに、
なってしまう可能性もあります。

引っ込み思案になる一番の原因

授業
ではどうして子どもは、
引っ込み思案になってしまったのでしょうか?
原因はいろいろあると思いますが、
一番大きなのは「失敗経験」だと思います。

 

例えば小学生の時に、
授業中に発表をしたとします。
その発表が間違っていて、
友達からバカにされたとします。

 

心が繊細な子は、
こういった経験を一度でもすると、
それだけで心に大きな傷を負います。
そして引っ込み思案になるのです。

 

授業中の発言以外だと、
友達や親との会話の中でも、
起きることがあります。

 

お友達を遊びに誘ったら、
予定が合わず断られてしまった。
親に自分の意見を伝えたら、
頭から否定されてしまった。

 

こういった経験であっても、
心に傷を負い引っ込み思案に
なる可能性があるのです。

親がすべき2つの解決サポート

愛情
ではお子さんが引っ込み思案の場合、

親としてどのようにサポートしたら
良いのでしょうか?
意識してほしいことが2つあります。

否定しない関わり方をする

上に書いたように、
自分の意見が受け入れられなかったり、
周りからバカにされたときに、
心に傷を負った可能性が高いです。

 

しかし社会は、
そんなことは考えずに、
お子さんに接してしまいます。

 

そこでせめてあなただけは、
子どものことを一切否定せず、
関わっていただきたいのです。

 

これを子育ての用語で、
無条件の愛情と言います。

失敗が許される環境を作る

家庭というのは、
無条件の愛に満たされた場所です。
お子さんが何かに失敗しても、
それをすべて受け入れるのが家庭です。

 

例えばキッチンでコップを落とし、
ガラスを割ってしまったとしても、
「次からは気をつけようね」と伝え、
受け入れてあげないといけないのです。

 

しかし家庭が、
失敗を受け入れない状況だと、
子どもは「失敗はダメなこと」
だという考え方になります。

 

すると、
自己主張をして失敗するくらいなら、
主張しないほうがましだと考えてしまいます。
その結果どんどん引っ込み思案になっていくのです。

 

社会は条件着けの愛です。
失敗が許されないのが社会です。
だからこそせめて家庭だけは、
無条件の愛で子どもに接してあげてください。

今週末開催!自信が持てる伝え方勉強会

勉強
最後にお知らせです。
お子さんが、

 
  • 引っ込み思案で自分の想いを素直に伝えられない
  • 人に話しかける勇気がないため友達が少ない
  • 授業中発言したり親に意見をぶつけたりできない
 

と悩んでいる場合、
今週末東京と大阪で行う、
「自信が持てる伝え方勉強会」
参加していただくとよいのかなと思います。

 

文科省副大臣の義家さんや、
愛知教育大学の学長とも仕事をする、
元東海地方NO1FM局のナビゲーターの、
磯谷祐介さんをお招きして行う勉強会です。

 

1回の勉強会で、
お子さんの悩みが全て解決する!
というものではありません。

 

しかしこの勉強会をきっかけに、
少しずつ自分の想いを他人に伝えられるようになる
日本で初めての企画の勉強会です。

 

東京会場は一度満席になったのですが、
キャンセルが数組出たので、
少しだけ空きがあります。

 

>>自信が持てる伝え方勉強会の詳細はこちら

※11日(土)が大阪、12(日)が東京です。

 

明日ですが、
「音楽を聴きながら勉強する時のお勧め曲」
というお話をします。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ

関連記事

  1. お金を盗む

    怖い!子どもがお金を盗む本当の理由

  2. 勉強する

    吉田松陰の名言からわかる!勉強させる方法

  3. 本

    不登校で悩んだ時のおすすめ本

  4. 向上心

    子どもの向上心を育てる方法

  5. 褒める

    キンコン西野さんの育てられ方

  6. 逃げる

    嫌なことから逃げ続ける人の末路

  7. ゲーム

    ゲームの時間が守れない時の解決法

  8. カンニング

    子どもがテストでカンニングをしたら?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP