見えない努力と見える努力の違いってご存知でしょうか?
見えない努力というのは、先生や親が見ていないところでこっそり行っている努力のこと。見える努力というのは、人が見ているときに行っている努力のことです。
この2つ努力、上手に使い分けができるかどうかで人生が大きく変わります。そして、内申点が高い子というのは、これを上手に使い分けできています。
そこで本日は、小、中、高校生向けに、上手な努力の仕方をまとめます。よかったら、お子さんにも伝えてあげてください。
見えない努力の上手な使い方
最初に見えない努力の上手な使い方を紹介します。そもそも見えない努力には、人のために行う見えない努力と、自分のために行う見えない努力の2つがあります。
人のために行う見えない努力
誰も見ていないところで、こっそり掃除をしたり、床に鉛筆が落ちていたらさりげなく拾ってあげるなどの努力です。こういった努力は、誰かに褒めてもらおうと思ってすべきことではありません。だから「認めてくれないかな?」と考えてするのは少しズレています。
誰からも褒められなくてもやろうと思えた時だけに行うのが、本来の姿です。
自分のために行う見えない努力
学校の先生や親が見ていないところでの勉強、部活動の顧問やチームメイトが見ていないところでの練習などがこれです。こういった努力は、必ずどこかで報われます。特に勉強などは、こっそりやった方が良いです。
というのは、友達に勉強しているのがばれると、「お前あんなに勉強しているのこんなに点数悪いの?」と馬鹿にされる危険があるからです。
こっそり勉強して、周りから「お前いつ勉強してるの?なんで急に成績が上がったの?」と驚かれるくらいがちょうど良いです。
見える努力の効果的な使い方
勉強や部活の練習などは、人が見ていない時にやると良いです。ただ、あえて人に見せた方が良い場面もあります。
例えば、あなたは現在部活で控えだとします。この場合、能力を伸ばすために見えない努力をすることも大事です。ただ先生に認めてもらうために、あえて見える努力をすることも大事です。
同じポジションの子と、実力がほとんど同じだった場合、先生は努力している子をレギュラーにするからです。
既にレギュラーなら、見えない努力だけでも十分ですが、アピールが必要な場面は遠慮せず見える努力をすると良いと思います。
本日のまとめ
努力することは本当に素晴らしいことです。タイミングは今すぐではないかもしれませんが、必ずどこかで報われます。
ただ、どうせ努力するなら早く報われた方が良いです。もしあなたが今行っている努力が少しずれているなら、一度本日紹介したことを意識して努力をしてみてください。
同じ努力量でも、結果に差が出て来ると思いますよ。
明日ですが、「不登校傾向がある子の進路選択法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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