少し前に「子どもの才能を開花させる3ステップ」という記事を書きました。
>>子どもの才能を開花させる3ステップ
この記事のステップ3で、「子どもの才能を開花させるサポート法」というお話をしました。本日は、この部分についてもう少し深堀してお伝えしたいと思います。
私自身、これからの時代は、才能が開花できる環境で生活しないと、幸せな生活を送ることができないと考えています。では、お子さんが何かの才能を持っていたら、どのようにサポートすれば開花させることができるのでしょうか?
実は3つのサポートを行うと、開花させることができます。今お子さんに、何か才能がある場合、この3つのサポートをしてあげてください。将来必ず、幸せな生活を送ることができるはずです。
サポート1 才能が開花できる環境に子どもを置く
現在、日本NO1のテニスプレイヤーといえば、「錦織圭選手」だと思います。では、なぜ錦織圭選手は、日本ナンバー1のテニスプレイヤーになることができたのでしょうか?
色々な理由があると思うのですが、その一つが「ニック・ボロテリー・テニスアカデミー」に入ったことだと思います。このアカデミーは、アメリカフロリダ州にあるテニスプレイヤーを育てる養成学校です。
女子テニスプレイヤーとして有名な、マリア・シャラポワ選手も通っていた学校です。錦織選手はこの学校で、世界最高レベルの指導を受けたため、才能を延ばすことができたのです。
甲子園に出場する学校が、毎年ほとんど同じように、選手たちの才能を伸ばすのが得意な環境と、そうでない環境があります。
お子さんが何かの分野で才能があるなら、その才能が最も開花する環境がどこかを調べましょう。そして、その環境に入れるだけで、開花する可能性は一気に上がります。
サポート2 同じ目標を持つ仲間と出会う
以前、子どもの成績と子どもの友達の成績にどれだけ関連性があるか、メルマガ読者様にアンケートを取ったことがあります。その結果、面白いデータが出ました。
オール4以上の成績の子どもの友達の64%が、オール4以上の成績を取っていたのです。一方、オール2未満の成績の友達はわずか1%でした。
また、オール2未満の成績の子どもの友達で、オール4以上を取っているのはわずか14%だったのに対し、オール2未満の友達は18%もいました。
これは「ミラーニューロン効果」というもので、人間は知らないうちに普段一緒にいる人の影響を受けてしまうからです。この効果は、子どもの才能を延ばすことにも使えます。
例えばお子さんにゴルフの才能があるなら、1人で黙々と練習していてはダメです。同じようにゴルフでプロを目指している子どもたちと交流させた方が才能は伸びるのです。
同じ目標を持つ仲間と出会えるのが、スクールなのか、学校なのか、部活なのかは分野によって異なります。ただ、そういった場を探して、意図的に交流させることで、才能が伸びる可能性は上がります。
サポート3 無条件の愛で子どもの心をサポートする
最後は無条件の愛です。才能が開花できる場に子どもを置いて、なおかつ同じ目標を持っている友達と交流させたとしても、才能が開花できない子がいます。
それは、「無条件の愛」が足りていない子です。その道で一流になるのは、過酷な道のりです。他の人からすると「そこまでするの?」と思う練習もたくさんします。
どれだけ心が強い子でも、必ず弱音を吐きたくなる時が来ます。そんな時に、「あなたなら大丈夫よ」「辛くなったら、いつでも弱音を吐いていいからね」と支えてくれる人が必要です。
あなた自身が、常に子どもとかかわっているなら、あなたがやるべきことです。寮生活を送っていて、親がかかわることができないなら、寮母や監督がその役割を果たさなければなりません。
そういった、無条件の愛で心を支えてくれる人がそばにいるかどうかで、子どもの才能が開花するかが決まります。
本日のまとめ
自分の才能を開花させることができる子と、できない子がいます。できる子は、間違いなく上記の3つのサポートを受けています。
一方、才能があるのにイマイチ開花できていない子は、何か1つかけていることが多いです。
お子さんに、何か才能があるなら、上記の3つのサポートをしてあげてください。必ず、他の子以上に能力が伸びていくと思いますよ。
明日ですが、「記憶力が3倍上がる10分学習法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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