子育ては子どもの奴隷になること?

疲れる

私は、親子関係をよくするために「愛情バロメータを上げてください」と、よく述べています。愛情バロメータを上げる方法は、子どもの要求を聞くことです。

すると「子どもの奴隷になれということですか?」という解釈をされることがあります。その考え方は間違いです。

そこで今日は、愛情バロメータを上げることは「子育ては子どもの奴隷になること!?」ではない、というメカニズムを説明します。

このメカニズムを知れば、子育てのストレスが今よりも軽減されますし、良好な親子の絆を結べるようになるばずです!

子どもの要求を聞くこと

愛情

1番大事なメカニズムを説明します。親が子どもの要求を聞き入れる→子どもは要求を受け入れてもらえたと安心する→親子関係が円滑になる→愛情バロメータが上がる→

子どもが親を好きになる→親の言うことを聞くようになる→親は基本的な行動(学校へ行く、勉強をする、時間を守るなど)を促すことができる・・・。

要求の受け入れを繰り返せば、どんどん愛情バロメータは上昇します。すると、怒鳴りあうことも、いがみ合うこともなく、笑顔のある家庭を築くことができるのです。

では、子どもからの要求を聞くことと奴隷になることの違いは何でしょうか?
  • 嫌々やる→奴隷
  • 楽しんでやる→子育て
この違いです! つまり心の持ちようなのです。

あなたが子どもの要求することを嫌々やっていたら奴隷だと感じてしまいます。しかし、喜んで要求を受け入れたら楽しい子育てになるはずなのです。

子育てが楽しくないと感じる2つの要因

ケーキ

「楽しんで子育てできるはず」と言われても、そんなことはできないと思えてしまう。このように、心を頑なにしている2つの要因をお話しします。

楽しみの削り過ぎ

もしかしたら、プライベートな時間や楽しみ、趣味などをすべて削り、子どものためだけに時間を使っていませんか?子どものせいで自分の楽しみが減っていると感じていたら、

生活が楽しくなくなります。定期的に楽しめる時間を作ってください。たとえば、読書好きなら1日15分好きな本を読む、映画好きなら1週間に1本新作を見る、

スポーツが好きなら1週間に2時間テニススクールに通う、といったようなことです。パン作りでも散歩でも何でもいいのです。

ポイントは、あなた自身が楽しくなる時間を作り、思い切りエンジョイするということです。

心と体の疲れ

人間という生きものは、疲れが溜まると子育てが楽しくなくなります。疲れが溜まり、イライラを感じているときは、心と体をリフレッシュさせましょう。

人間関係や仕事絡みでストレスが溜まっているならば、美味しいケーキを食べるとか、仲良しの友人とお喋りするという発散方法があります。体が疲れているならば、

マッサージを受ける、岩盤浴へ行く、日帰りの温泉旅行に出かける、といった癒しタイムを作ってください。

心と体の疲れの取り方・楽しみの作り方は、過去のブログに載せていますので、そちらを参考にしてみてください。

また子育ての細かな内容は「思春期の子育ての無料講座」で配信しています。よろしければそちらもご覧ください。

>>思春期の子育ての無料講座

本日のまとめ

親子

本来、子育ては楽しんでできることです。しかし、子どもの要求を聞き入れることが奴隷になることだと感じているならば、楽しみを削りすぎていたり、心や体が疲れていたリする可能性があります。

自分のためにリフレッシュできる時間を持つようにすれば、子どもの要求は、子どもがあなたへ伝えたい事柄だと受け入れられるようになります。

愛情バロメータのメカニズムを知って、笑顔の溢れる親子関係を築けるようにしましょう!

明日ですが、「ゲームの時間が守れない時の解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子育ては子どもの奴隷になること?

 

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. 学校

    子どもが先生に暴力を振るったら?

  2. 愛情不足

    愛情不足の男の子の特徴5選

  3. ゲーム

    ゲームがやめられない場合のサポート法

  4. いじめ

    友達をいじめる子どもの心理

  5. 子供

    自信過剰な子どもへの対応法

  6. 親子の会話

    ダメな子供との会話の典型例

  7. 親子

    子育ての基本はコーチング

  8. 中学生

    子どもが元気なのに学校に行けない理由

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP