昔と比べると減ってはきましたが、明らかにおかしい校則がある学校もあります。子どもから「何で守らないといけないの?」と聞かれることもあるでしょう。
そこで今回は、校則がある理由や、子どもが守れない校則があった場合の対応法についてお伝えします。
校則を守ることで、社会に出てもしっかりとルールを守れる人間になります。子どもの未来も明るくなるはずです。
時代遅れの校則5選
はじめに、最近は減りつつありますが、私から見ても時代遅れと感じる校則を5つお伝えします。
- 前髪が眉毛にかかったらダメ
- 靴と靴下は白
- セーターやマフラーは無地やワンポイント
- ツーブロックはNG
- スカートが膝にかかってないとダメ
なぜ理不尽な校則があるのか?
ではなぜ、こうした理不尽な校則があるのでしょうか。理由は3つあります。
1つ目は、心の乱れにつながるからです。そもそも学校は、勉強をする場所です。
髪型、服装にばかり意識が向くと、本来の目的である勉強に意識が向かなくなるからでしょう。
2つ目は、理不尽なルールに慣れるためです。社会に出ると、必ず「なんでこれがダメなの?」というルールがあります。
それにいちいち文句を言っていたら、仕事は続かないでしょう。決まりを守ることが、当たり前にできるようにするための練習ともいえます。
3つ目は、集団生活をするためです。ルールを決めないと、集団はまとまりません。多くの人が気持ち良く暮らすためのルールといってもいいでしょう。
どうしても守れない校則があるなら?
とはいえ、子どもがどうしても守れない校則があるケースもあるでしょう。
保護者から見てもおかしいと感じたり、おかしな校則のせいで不登校になったりする場合は、一度学校に相談するのがおすすめです。
ただし、学校側が変えてくれない場合は、我慢するしかありません。社会に出るための練習だと、考えさせるようにしましょう。
それが理由で学校に行けないなら、許してもらえるフリースクールなどに行くしかありません。
本日のまとめ
外見や身だしなみに関する校則がは、理不尽と感じるケースも多いでしょう。
こうした校則は、心の乱れをなくす、理不尽なルールに慣れる、集団をまとめるという理由があります。
どうしても難しい場合は、一度学校に相談してみましょう。私が働いていた学校でも、生徒からの働きかけで変わった校則もあります。
明後日ですが、「子ども部屋はいつから作るべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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