先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
第一志望の高校は決まったのですが、第二志望校が決まりません。何校か高校の説明会に行きましたが行きたいと思う所が有りません。
第一志望の高校に落ちたら浪人も考えていると学校にお話ししたら、前代未聞だとの事でした。どの様に第二志望校を決めたら良いのでしょうか?
第一志望はすぐに決めることができても、第二志望で条件に合う学校を見つけるのは実はなかなか大変です。
では、どのように第二志望の学校を決めれば良いのでしょうか。本日の記事で解説します。これから受験を控える中学2,3年生の子どもがいる場合、必ず頭に入れていただきたい内容です。
今回お伝えすることをしっかり押さえていだけれれば、お子さんが希望の高校に入れて、充実した人生を送れると思うので、参考にしていただければ幸いです。
高校受験で浪人は考えない
今回の相談者さんは「第一志望に落ちたら浪人も考えている」と言っています。ただ、高校受験では浪人は考えないほうが良いです。
浪人で高校に入った場合、年齢が一個下の子たちと一緒に勉強することになります。大学なら、半分が現役生で半分が浪人生というのはよくあることです。
しかし、高校では浪人して進学する子がほとんどいません。その結果、クラスに馴染めず辞めてしまうこともあるからです。
そのため、第一志望しか受けないというのではなく、必ず第二志望の高校を受験することが重要です。
妥協点を探そう
部活が強くて家から近い高校を第一志望にしたとします。さらに、同じ条件で探した結果、この条件を満たす高校が見つからなかったとします。
この場合、どちらかを妥協しましょう。部活を妥協するなら、部活が弱くて家から近い学校を探します。
「家らの距離」を妥協するなら、部活が強くて家から遠い学校を探しましょう。
このように、自分の求めている条件の中で妥協点を探すことで第二志望が見えてきます。
妥協点にマッチした高校を見つけることができれば、おのずと第二志望に選ぶべき高校が決まります。
完ぺきではないから第二志望
第二志望であっても、部活が強くて家から近い高校にしか行きたくないと思う人もいるでしょう。
しかし、条件に合う高校がもう一つあったら、そちらが第一志望になっていた可能性もあります。つまり、第二志望である時点で、完璧ではない学校なのです。
第二志望の高校に、完璧さを求めるのはやめましょう。自分の中の基準を完璧には満たしてくれない学校だからこそ、第二志望だと考えるようにしましょう。
妥協点がある学校だからこそ、第一志望に合格するためにがんばろうという意欲が沸いてきます。第二志望は、「通えるけど条件的に完璧ではない学校」で大丈夫です。
本日のまとめ
第一志望に受からなくても、高校受験で浪人になることは考えないようにしましょう。大学とは違い、高校で浪人するとそれが原因で辞めてしまうことがあるからです。
第二志望は、自分の求める条件を一部満たさない(完璧ではない)からこそ第二志望です。妥協できるポイントを探して、それにマッチする高校を洗い出してみてください。
「妥協して選んだ高校なんか行きたくない」という気持ちになれば、それが第一志望に絶対合格するという意気込みにつながります。
第二志望にする高校は完璧ではないことを意識しておけば、あまり難しく考えずに決めることができるはずです。
そもそも第一志望すら見つかっていないという場合は、こちらの記事を参考に第一志望校を決めてください。
>>第一志望の決め方に進む
明日ですが、「子供の性格を変える方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校受験の第二志望の決め方
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