離婚後の子育て法

離婚

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高校生の子供がいます。先月離婚後に引越しをしました。その後学校に行けなくなっています。

引越し後行けたのは今日までに3日です。普段から自分から話をしない子で、なかなか思ってる事を聞き出せません。

どうしたら聞き出せるでしょうか?なお、先生が言うバロメーターは確かに低そうです。ただ食事も一緒にします。頼めば手伝いもしてくれます。

夫婦関係はいろいろなことが起こります。離婚に至ってしまうこともあるでしょう。そんなときの子どもの気持ちは、どのようなものでしょうか。

そこで今回は、離婚が子どもに与える影響と、気持ちのメカニズム、また、親としてどのような対応をすれば良いかをお伝えします。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

離婚した自分を責めるな

自分を責める

もしあなたが、過去に離婚されていたり、離婚を検討されているなら、最初にお伝えしたいことがあります。それは、自分を責めてはいけないということです。

離婚することは、悪いことではありません。たとえば、旦那が毎日奥さんに暴力を振るっていたとします。これで子どもが傷ついていたらどうでしょう。

離婚という決断は、子どもの未来を明るくするための第一歩で、むしろ褒められるべき選択です。また、それ以外にもあなた自身が精神的に苦しめられていたとしたらどうでしょうか。

離婚は、自分のために必要な選択になります。つまり、離婚は悪いことではありません。まず始めに、このことを理解しておきましょう。

子どもに与える影響とは?

さびしい

離婚は、子どもに良い影響と悪い影響を与えます。良い影響は、これまで毎日夫婦喧嘩をしていたなら、それがなくなることで子どもの気持ちが落ち着くことです。

一方、悪い影響は3つあります。1つは、子どもに接する時間が少なくなることです。離婚をすることで、働く時間が増えると、子どもとの時間が減ることが多いからです。

2つ目は、一時的に子どもの精神が不安定になることです。離婚によって引っ越しや転校をすると、子どもはこれまでの先生や友達と会えなくなります。これが、情緒的不安定を引き起こします。

3つ目は、寂しい気持ちを与えてしまうことです。子どもが、離婚して会えなくなったお父さん(お母さん)のことが大好きだった場合、どうしても寂しさを抱えることになるでしょう。

離婚後の子育てで大切なこと

学校

今回の相談者さんの場合、お子さんは親との話し合いに応じたり、お手伝いをしてくれるとあります。そのため、愛情バロメータはそこまで低くないと思います。

そこで、前述した3つの悪い影響への対処法を行っておくことが大切です。たとえば、時間の面については実家の親など外部の力を頼るようにしましょう。

子育てと両立しやすい仕事に変えるのも。1つの方法です。

転校したことについては、担任の先生と連携することが重要です。友達関係が解決すれば、学校に行けるようになるでしょう。

最後に、会えなくなってしまったパートナーについては、子どもの気持ちを尊重するのがいちばんです。子どもが会いたいなら、会わせてあげるのが良いでしょう。

本日のまとめ

母子家庭

離婚が子どもに与える影響は、夫婦喧嘩を聞かなくて済むという良い影響と、親子の時間が減る、転校、お父さん(お母さん)に会えないという悪い影響があります。

外部の力に頼る、両立しやすい仕事に変える、担任の先生と連携する、子どもの意見を尊重することで解決できるため、一つずつ進めていきましょう。

明日ですが、「自由研究におすすめ!紫キャベツの実験」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!離婚後の子育て法

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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