学力以外で子どもを評価しよう

褒める

厳しい話、学校や社会は子どもを9教科の成績だけで評価しています。しかし、これには大きな弊害があります。

そこで今回は、学力以外で子どもを評価することの重要性をお伝えします。今後の育児の参考にしていただければ幸いです。

通知表に書かれていること

通知表

私は、中学校の教員をしていたので、通知表をつける立場でした。だからこそ分かるのが、学校は限られた視点でしか子どもを評価していないということです。

国語、社会、数学、理科、英語に関しては、単純にそれぞれの教科のテストの成績で評価されます。また、副教科は、実技の成績で評価されます。

美術なら絵のうまさ、音楽なら歌や楽器のうまさです。また、技術家庭科なら、ものづくりの力が見られ、体育では運動能力が評価されます。

いい悪いは別として、現在の学校は、これら9個の視点で、子どもたちの成績をつけているのです。

他の能力は親が評価しよう

創造力

私自身、今後はこれら9個以外の能力で子どもを見てあげることが大切になると考えています。

9個以外とは、どういった能力なのか。それは、思いやりや優しさといった性格、毎日元気に遊べる健康度、たくましく生きる力、創造力の4つです。

これらの4つは、通知表に数字で掲載されません。そこで、お父さんやお母さんが確認し、定期的に子どもを褒めてあげることが大切です。

では、なぜこの4つの力が必要なのか?それは、時代が変わってきたらです。

これからの時代に必要な力とは?

ロボット

昔は、学力が高ければ大きな企業に就職できて、幸せになれました。しかし、今はそんな時代ではありません。

ほとんどの仕事は、ロボットに置き換わるでしょう。たとえば絵や歌は、ロボットが作れます。ものづくりの大半も、ロボットが担うようになるでしょう。

つまり、大企業に就職するための学力(5教科の成績)や、絵(美術の成績)、歌(音楽の成績)、ものつくり(技術家庭科の成績)が高いだけでは、生き残れない可能性があるのです。

ただ、優しさと創造力は、人間だけが持っているものです。そのため、ロボット社会になっても、必要とされるでしょう。

また、創造力も人間だけに与えられた力です。今後は人間が創造したものをロボットが作る、というような時代になっていくのではないでしょうか。

本日のまとめ

褒める

学校は、主にテストの成績で子どもを評価しています。今後は、9教科の成績以外の、性格面や健康度、生きる力、創造力などが大切な時代になるでしょう。

お子さんが将来社会で活躍するためには、今のうちからこれらの力を伸ばしてあげることが大切です。なお、具体的な伸ばし方については本日のYouTubeで解説しています。

明日ですが、「YouTube限定!定期テスト前日の過ごし方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!学力以外で子どもを評価しよう

 

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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