嘘をつく子どものヤバい心理

親子

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中2の息子ですが、とにかくゲームの為に条件である宿題をする、塾に行くといった感じです…

先日の期末テストも英語20点、数学30点で、9教科400点ほどしかありませんでした。

日々の提出物も出したと嘘をつき毎回提出物もだしません。どうしたらいいのでしょうか?

お子さんがたまに嘘をついて、どう対応すればいいかわからないと悩んでいないでしょうか。ウソをつく状態が続くと、将来結構マズいです。

そこで今回は、嘘をつく子どもの心理とお父さんお母さんができる対応法を解説します。早ければ1日、おそくとも3か月以内には嘘がなくなるでしょう。

その結果、これまで以上に親子関係も良くなるはずです。良好な親子関係と、お子さんの明るい未来のために参考にしていただければ幸いです。

なぜ嘘をつくのか?

叱る

まず、子どもが嘘をつく理由を考えてみましょう。基本的には、次のどちらかです。

ケース1:叱られたら嫌

子どもがなにか悪いことをしたとします。それをそのまま伝えると、叱られますよね。

すると叱られたら嫌という気持ちから、嘘をつきます。これはある意味、自分を守るための嘘です。

ケース2:弁解するのが面倒

そこまで悪いことはしていなくても、親から見ると悪いことだと思うこともあります。

こういったことをした場合、理由や流れを説明しないといけません。ただ、それを説明するのが面倒という子も多いです。

この場合、面倒だからという理由で、嘘をつきます。これはある意味、親と話したくないというのが理由です。

まずは愛情バロメータUP

愛情

子どもの嘘をなくしていくために、まずは愛情バロメータを上げましょう。愛情バロメータが上がれば子どもはこう感じます。

「お父さんやお母さんと話したい」「きっと叱らず理解してくれるだろう」と。すると、子どもはウソをつく必要がなくなるのです。

では、どうしたら愛情バロメータが上がるのでしょうか。まずは、子どもを否定せずに話を聞くことです。

多くの場合、親は子どもの言葉に対して反射的に「それは違う」「もっとこうしたほうがいい」と言ってしまいます。

それをせずに、とりあえず子どもの話を聞いて、共感してあげましょう。

頑張っていることは認めよう

褒める

今回の相談者さんの場合、ゲームのために宿題をするのは悪いことでしょうか。私は、悪いことではないと思っています。

もし、ゲームのために宿題をすることが悪いことなら、お金をもらうために働くことも悪いことになってしまうからです。これは違いますよね。

むしろ、ゲームのためであっても宿題をしているなら、褒めてあげることが大事です。このように、頑張っている部分を褒めると愛情バロメータが上がります。

基準を下げよう

テスト

今回の相談者さんは、「9教科の合計点が400点ほどしか取れていない」と書いてあります。どう考えるかは人それぞれですが、私は400点取れているのはすごいことだと思います。

そのため、私ならこの点数を褒めてあげるでしょう。というのも、親がこういう発想になれれば、子どもは嘘をつく必要がなくなります。

400点という点を見せても、叱られないからです。このように、子育ての基準を下げれば下げるほど、子どもはウソをつかなくなります。

本日のまとめ

親子

自分を守るため、親と話したくないから、などの理由で子どもは嘘をつきます。まずは、愛情バロメータを上げることが大事です。

ダメなことは冷静に伝える必要がありますが、悪くないことは過剰に心配しなくてOKです。現状を認めてあげられれば、子どもは嘘をつく必要がなくなります。

明日ですが、「ルーズリーフを使えば勉強効率UP」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!嘘をつく子どものヤバい心理

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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