先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2娘が全く言うことを聞きません。愛情バロメーターを上げるために「勉強しなさい」や、「あぁしろ、こぅしろ」などの指示をしないように心がけてはおります。
しかし、全く勉強せず、テレビばかり見ていることにイライラしてしまいます。優しく声掛けするも、あえなく反抗され、私自身のイライラも爆発しています。
「勉強しなさい」や、「あぁしろ、こぅしろ」を一切言わなくなると、本当にグウタラな毎日になってしまうのではないかと思ってしまうのですがいいのですか?
2年生になってからお子さんが急に親の言うことを聞かなくなったり、勉強しなさいと言わないと机に向かわないなどの悩みを抱えていませんか?
そこで今回は、親向けに中2の子どもへの向き合い方を解説します。今回の内容を理解していただければ、お子さんとのいざこざがかなり減るはずです。
今悩んでいるお父さんお母さんの負担が減れば、親子関係はもっと良好になります。その結果、お子さんはさらに明るい未来を歩んでいけるようになるでしょう。
中2の子どもの特徴
中2の子どもには、2つの特徴があります。1つ目は、イライラしやすいこと、2つ目は、言われるとむかつくということです。
同じことを言っても、中1のときはイライラしなかったのに、中2になった途端にイライラすることはよくあります。
1年生のときから頑張ってきた疲れが出る時期でもあるので、勉強に対して無気力になったり、朝もギリギリまで起きられないこともあるでしょう。
まずはこの特徴を頭に入れて、お子さんに向き合っていただくといいです。
まずは愛情バロメータUP
今回の相談者さんは、「勉強しなさいを言わないようにしている」とあります。これは、正解です。なぜなら、言っても子どものやる気は出ないからです。
一方で、優しい声掛けもしているとありますが、これはウザがられています。反抗されると書いてあるからです。この場合、優しく声掛けはしないようにしましょう。
大事なことは、子どもの反応を見て子育ての仕方を変えていくことです。どれだけこちらが子どものための行動だと思っても、子どもがいやがる場合はやめましょう。
3年生になるまで我慢
子どもに反抗されても「頑張れば上手くいく」と思うと、うまくいかないときにイライラしてしまいます。そこで、今は言っても無駄な時期と考え、最低限のことだけしましょう。
思春期の子どもでも、親が自分の好きなご飯を作ってくれたらうれしいものです。料理でも十分、お父さんお母さんの愛情は子どもに伝わります。
こういった嫌がらない愛情の伝え方に集中するといいです。また、たとえ反抗されてもダメなことはしっかり叱りましょう。
本日のまとめ
中2の子どもは、イライラしやすく、言われるとむかつくという特徴があります。勉強しなさいと言っても子どものやる気は出ないので、言わないようにしましょう。
今はうまくいかない時期と捉え、子どもの好きなご飯を作る。もちろん、ダメなことはしっかり叱り子どもの嫌がることは言わないように努めましょう。
なお2年生でも愛情バロメータを上げ、上手に動機づけすれば勉強させることは可能です。そのあたりは、思春期の子育て勉強会オンライン2020で詳しく解説します。
>>思春期の子育て勉強会オンライン2020
明日ですが、「オール4でも入れる高校は少ない?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!なぜ中2の子は勉強しないのか?
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