子どもの反抗期はマイナスのイメージがありますが、すべて悪いわけではありません。成長する上で、重要なステップでもあります。
そこで本日は、正常な反抗期と危険な反抗期の違いと、それぞれの場面での親の向き合い方をお伝えしていきます。
危険な反抗期の場合、早めに解決することで、子育ては楽になるはずです。
なぜ反抗期は起こるのか?
幼少期の頃、子どもは親の言うことを頼りに過ごすことが多いです。それが思春期になると、子どもは自分の意見を持ち始めます。
するとどこかで親と子どもの意見が食い違い、ぶつかります。これは、子どもが自立するために大事な過程なので、正常な反抗期です。
一方、危険な反抗期とは、子どもが求めていない子育てをしていると起こります。
たとえば嫌がっているのに「勉強しなさい」と何度も言っていると、子どもは家にいるだけでイライラするでしょう。
それでも言い続けると、いずれ「うるせぇ黙れ」などと暴言を吐くようになります。これが危険な反抗期です。
正常な反抗期のサポート法
正常な反抗期の場合は、失敗するまで待ってあげれば大丈夫です。
たとえば子どもが宿題をやらない場合、「早めに宿題やらなくて大丈夫?」と一言伝え、あとは子どもに任せましょう。
忘れたとしても、そこで先生に叱られて学ぶからです。一度の失敗で気づかなければ、二度三度失敗をさせましょう。
必ず、どこかのタイミングで気づきます。それまで、待ってあげることが大切です。※迷傷法は、先に止めてOK
危険な反抗期のサポート法
危険な反抗期の場合、子どもが嫌がる子育てをしていることが原因です。そのため、親が向き合い方を変えていきましょう。
宿題をやらない子に、「宿題やった?」「早くやらなくていいの?」「先生に叱られるよ」と言い続けてイライラしているなら、言うのをやめましょう。
子どもが嫌がる言動を、くり返さないようにすることが大切です。また、子どもが求めていることをできる限りやりましょう。
愛情バロメータが上がって親子関係が良くなれば、危険な反抗期は落ち着きます。
本日のまとめ
反抗期には2種類あります。いい反抗期は、単なる親子の意見の食い違いからくるものです。
ダメな反抗期は、子どもが嫌がる言動を続けたために、ひどい反抗や暴言が起こっている状態です。
もし今お子さんが反抗期なら、どちらかチェックしてみましょう。後者の場合、子育てを変えれば子どもは落ち着きます。
明後日ですが、「子どもの友達関係に親はどう関わるべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!正常な反抗期と危険な反抗期2つの違い
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