私たち大人は、子どもたちを優等生に育てたいと思ってしまいます。
- 勉強もスポーツもできる
- 悪さをせず人に迷惑をかけない
- 誰に対しても優しく接することができる
- クラスを盛り上げ貢献できる
- 大人になってから犯罪を犯す
- 結婚後にDVをする
- 引きこもり型のニートになる
光もあれば影もあるのが人間
この世に完璧な人間はいません。光もあれば影もあるのが人間です。もしあなたの周りに光しかない完璧な人間がいたとしたら、それはあなたの前で演じているだけです。
自宅に帰ったら、必ず何か悪いことをしています。悪いことというのは、
- 法律に触れること
- 他人に迷惑をかけること
- 体に害があること
影がない子がいたらそれは見せていないだけ
もしあなたのお子さんが、あなたの前や学校生活で、一切悪いことをしていなかったら、それはかなり危険です。
どこかでこっそり悪いことをしているか、長時間貯めこんでどこかで爆発する可能性があるからです。
そうなってからでは遅いですよね?だから多少子どもが悪いことをする余裕を作ってあげることが大事なのです。
もちろん悪いことをしたら、親としてきちんと叱らないといけません。ただ悪いことをしないか見張るのではなく、あえて悪いことをさせてから叱るべきなのです。
いじめ、喫煙、飲酒、暴力(喧嘩)、万引き、カンニング、いやがらせ、不要物、違反服、悪口、誹謗中傷これらは思春期の子がやりがちな悪さです。
もしこれらの行動をしたら、親としてきちんと叱ってください。ただ最初からやらないように、完璧に見張りすぎるのは良くないです。
少し悪さをするくらいがちょうど良い
子どもというのは悪さをする生き物です。そこで親や先生から叱られて、成長していく生き物です。
だから多少悪さをするくらいが、ちょうど良い成長スピードです。おそらく昔のお役人さんは、この事実を理解していたんだと思います。
だから18歳未満の子が悪さをしても罰則が優しいのだと思います。もちろん取り返しがつかない悪さは、絶対に経験させてはいけません。殺人などです。
ただこれらは、きちんと愛情バロメータを上げていれば、99.9%起こらない問題なので大丈夫です。愛情バロメータが高い状態でも子どもが行う悪さは、成長に必要な悪さだと考えましょう。
本日のまとめ
この世に完璧な人なんて一人もいません。私自身もあなた自身も、必ず何度か悪さをしています。それが人間なのです。
だからお子さんにも、多少悪さをさせてください。そして悪さをしたら、想いっきり叱ってあげてください。
思春期にたくさんの悪さをした子は、大人になってから悪さをしなくなります。思春期に完璧な人間として育ててしまうと、将来取り返しのつかない悪さをする可能性があるので注意してください。
明日ですが、「子どもの金使いが荒いときは?」というお話をします。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
道山ケイ
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