高校生はどこまで本人任せにする?

高校生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

高1の息子。朝から体調不良で遅刻や欠席しがちです。無理に行かせるのは止めて、声掛けも最低限にしてますがダメ。

寝不足が原因?とも思うのですが就寝時間や起床時間を決めても守れません。

単位が足りないと留年な事も本人は分かっているので、本人任せで良いのでしょうか?

高校生に上がると、親はどこまで口出しをすべきかどうか迷いますよね。

やりすぎても、過干渉になったり自立を妨げたりするのではないか?と心配になるでしょう。

そこで本日は、子どもの成長に合わせた干渉の仕方や、それ以前にチェックすべき点をお伝えします。

ここを理解していないと、サポートが無駄になってしまいますので、注意が必要です。

体調不良の原因をチェックしよう

体調不良

今回の相談者さんの場合、最初に子どもが体調不良になっている原因をチェックしましょう。

ここを解決しない限り、どれだけ上手にサポートしても、問題が解決しないからです。心の体調不良の原因は、主に2つあります。

愛情バロメータが低いか、もしくは学校でトラブルが起こっているかです。そのため、
  • 子どもと他愛もない話ができる親子関係か?
  • 子どもは安心して生活できているか?
  • 友達関係はうまくいっているか?
この辺りをチェックしましょう。就寝時間が遅くなっているのも、心にストレスを抱えていることが原因かもしれません。

結論!親ができることは3つしかない

愛情

では、親ができることは何でしょうか?

1つ目は、愛情バロメータUPです。高校生であっても、大切なことです。学校に行くためのエネルギーになります。

2つ目は、問題の原因解決サポートです。友達関係でトラブルがあれば、先生に相談して間に入ってもらえないか聞いてみましょう。

状況に応じて、転校を検討した方がいいケースもあります。

3つ目は、現実を伝えることです。今回の相談者さんのように、このままだと留年になる現実を本人に理解させましょう。

少しずつ干渉レベルを下げよう

弁当

子育ては、年齢が上がれば上がるほど、干渉レベルを下げるのが理想です。子どもが求めているなら、
  • 幼稚園児:服を着せてあげる
  • 小学生:遊びに連れてってあげる
  • 中学生:わからない問題を教える
  • 高校生:弁当を作る
  • 大学生:経済的支援のみ
までしてOKです。高校生の子に、中学生の子に行う「わからない問題を教える」をするのも悪くはありません。

ただ、できれば「自分で解説を読んで理解する」「先生に質問して解決する」と、理想です。

本日のまとめ

親子

子どもへの口出しは、年齢が上がるとともに減っていくものです。しかし、一人ひとりできることや苦手なことは異なります。

一人でできないことで、子どもがサポートを求めているなら手伝ってあげましょう。いずれ、一人でできるようになります。

明日ですが、「やらせてはいけない習い事TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!高校生はどこまで本人任せにする?

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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