先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
受験生です。なかなかやる気が起きません!どうすればいいですか?
お子さんがやる気が出ずに悩んでいるときに、親としてどのようにサポートすればいいか悩みますよね。
実は、勉強のやる気が出ない子には共通点があります。これらの点を改善するだけで、やる気も集中力も上がるでしょう。
今の時期は、ライバルも本気で頑張っている時期です。少しでも早く環境を整えることで、志望校にグッと近づくと思います。
なぜやる気が出ないかチェック
まず、なぜやる気が出ないか、原因を知ることが大切です。そこで、次の5つの点をチェックしましょう。
- 親子関係(親子関係は悪くないか?子どもが家にいるだけでストレスを感じる環境になっていないか?)
- 志望校(明確か?心の底から行きたい志望校か?)
- 勉強方法(やり方がわからない、やるべきことが決まっていない状況になっていないか?)
- サポート環境(解説を読んでもわからないときに、教えてもらえる環境は整っているか?)
- 勉強環境(机がぐちゃぐちゃ、周りがうるさいなど学習の環境はどうか?)
すべて完璧なのにやる気が出ない2つの原因
上記ができているのにやる気が出ない場合、「志望校のレベル」と「疲れ」が影響している可能性があります。
勉強しなくても合格できたり、頑張っても受からなかったりするレベルの学校を志望校にしていると、やる気は出ません。
場合によっては、志望校の調整が必要となるでしょう。
また、勉強のし過ぎや睡眠不足などがあると、集中できません。1日、リフレッシュする時間を作り、体調面を整えていきましょう。
半強制的に勉強する3つのコツ
上記を整えたら、次の3つのことを意識して勉強してみてください。1つ目は、周りのパワーを使うことです。
家でコツコツやるよりも、周りが勉強している方が集中できる場合、積極的に図書館の自習室などを活用しましょう。
2つ目は、自分ごほうびを作ることです。「勉強を30分したら30分ゲーム」というように、楽しみをつくることで頑張れるでしょう。
3つ目は、短い勉強時間から始めることです。いきなり45分頑張るのではなく、まずは15分から始めていくといいでしょう。
少し頑張れば達成できる目標をつくることで、勉強へのハードルが下がり、結果的に勉強時間を増やすことができるはずです。
本日のまとめ
子どもに勉強のやる気がない場合、親子関係、志望校、勉強方法、サポート環境、学習環境の5点をチェックしましょう。
できていないところを改善するだけでも、やる気は変わります。
さらに、自分ごほうびを作ったり、勉強環境を変えたりすることで、より集中できるようになるはずです。
明日ですが、「中学生では仕方ない子どもの行動3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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