子どもの話を聞く3つのコツ

話を聞く

思春期になると、子どもとの会話が噛み合わなくなることがあるでしょう。この原因のひとつが、「子どもの話を聞けていない」ことです。

そこで今回は、子どもの話を聞くコツについて解説しました。ここを意識することができれば、会話が増え、お子さんとの関係が良くなります。

学校での悩み事も相談してくれるようになるため、トラブルの早期解決ができるようになるはずです。

コツ1 良好な親子関係を作る

親子

たとえば、職場に関係のいい上司と関係の悪い上司がいるとしましょう。どちらかに話をしなければならない場合、関係のいい上司と話をしたいですよね。

これと同じで、親子関係が悪いと、子どもは親と話をしたくなくなります。そこで、日頃から良好な親子関係を作る努力をしていきましょう。

子どもが求めていることをできる限りして、子どもが嫌がることはできるだけしないことが大切です。

「勉強しなさい」と言いすぎている場合は、注意しましょう。

コツ2 アドバイスせず共感する

共感

子どもが「友達から嫌な事された」と言ってきたときに、「そういうときは先生に言うんだよ」と真っ先にアドバイスをしていませんか?

このとき、まずは共感をしてあげることが大切です。ほとんどの場合、子どもは親からのアドバイスを求めておらず、ただ話を聞いてほしいだけだからです。

ひたすら共感し、同じ気持ちになってあげましょう。一緒に泣いたり、一緒に喜んだりするだけでも、親子関係は深まっていくはずです。

コツ3 言葉が出るまで待つ

親子

子どもに質問をしても、他のことに集中していたり考えていたりすると、すぐに言葉が出てこないこともあります。

こうした場合も、「どうなの?」「何で答えないの?」と答えを急かすのではなく、少し待ってあげることが大切です。

待ってもなかなか言葉が出てこないなら、簡単な質問に変えるなど工夫しましょう。たとえば、

「今日学校どうだった?」ではなく、「今日学校では何の授業があったの?」というように、答えやすい質問をするよう意識しましょう。

本日のまとめ

ポイント

思春期になると、子どもとの会話が噛み合わないことが出てきます。

子どもの話を聞くコツは、「良好な親子関係を作る」「アドバイスせず共感する」「言葉が出るまで待つ」です。

ここを意識することができれば、会話が増え、お子さんとの関係が良くなります。

明日ですが、「子どもにイライラしたら離れるのはあり?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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