思春期は、多くの子どもが恋愛を経験します。しかし親からすると、恋愛が子どもに悪影響とならないか心配ですよね。
特に、受験などの重要な時期では、尚更でしょう。そこで今回は、子どもの恋愛に対する親の上手な関わり方をお伝えします。
正しいサポートをすれば、恋愛を通して子どもは成長します。親子の絆も深まり、子どもの将来にとってプラスになるはずです。
そもそも子どもは恋愛はすべき?
そもそも子どもの恋愛は、人によって意見が異なるテーマです。そのため、子どもが恋愛をすべきかどうかに正解はありません。
ただ私自身は、「子どもは恋愛をした方がいい」と考えています。なぜなら、
- 恋愛を通じて、髪型や外見を意識するなど自分を磨く機会になる
- 異性とのコミュニケーション力が向上し、相手の気持ちを理解しようとする姿勢が育まれる
恋愛によるデメリット
恋愛にはポジティブな面がある一方、いくつかのリスクもあります。たとえば、一時的に勉強が手につかなくなることです。
もちろん恋人と一緒に目標を立て、お互いに切磋琢磨して勉強に集中できる場合もあります。しかし、受験直前など重要な時期には避けた方が無難でしょう。
また、恋愛にのめり込んでしまうことで友達関係が希薄になったり、肉体関係や人間関係のトラブルが起こったりすることもあります。
とはいえ、親がメリットデメリットを理解しても、恋愛をするかしないかは子ども次第です。では、どのように親は関わればいいのでしょうか。
思春期の恋愛をサポートする方法
思春期以降、親はなかなか子どもの恋愛に関われなくなります。そのため、日頃から愛情バロメータを高め、子どもが困った時には安心して相談できるようにしましょう。
ここができていれば、子どもは自分自身を大切にする意識ができるため、恋愛に関わるトラブルがかなり減ります。
また、身体の関係は持たない、SNSで知り合った相手とは会わない、などの親子でルールを決めておくことも大切です。
ただし、それ以上無理に関わろうとすると、愛情バロメータが下がります。余計にトラブルが起こりやすくなるので、注意しましょう。
本日のまとめ
恋愛は自己成長や人間関係のスキルUPにつながる一方、勉強の妨げやトラブルのリスクもあります。
親は子どもがいつでも相談できるように良好な関係を作りつつ、ルールについて話し合うことが大切です。
ただし、過干渉は逆効果になるため、程よい距離感を保ちながら良好な親子関係を築いていきましょう。
明日ですが、「子どもの物欲と暴言への対応法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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