「勉強習慣の付け方がわからない」
「将来、勉強についていけなくなるのではと不安」
と悩みを持っていませんか?実はあることを行うと、誰でも簡単に勉強習慣をつけることができます。
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強や子育てをサポートしている道山ケイが、勉強習慣をつけるコツをまとめました。
この方法で習慣をつけていけば、定期テストの点数もぐんぐん上がっていくはずです。
目次
勉強習慣がない中学生と高校生・・・原因は?
そもそも、中学生で勉強習慣がある子とない子は、何が違うのでしょうか。実は、1つ大きな違いがあります。
それは勉強習慣がある子は、小学校低学年までにある程度の勉強習慣をつけているということです。
一方、中学生の時点で勉強習慣がない子は、低学年までにつけられなかった子が多いです。たとえば、小さい頃に公文式に入っていたとします。
そうすると嫌でも週に3回位は、公文に行って勉強します。その結果、無意識で勉強習慣がつくのです。その後、小学校高学年や中学生になっても、ある程度の勉強習慣が残ります。
公文式以外でも、こどもちゃれんじなどの通信教育を低学年の頃にやっておくと、そのままの流れで勉強習慣がつく子もいます。
しかし何もやらなかった子の場合、学校の授業と最低限の宿題だけで終わってしまうことがほとんどです。すると、中学生になっても勉強習慣がつきづらいです。
もしお子さんが現在、小学校低学年だったら小学校高学年に上がるまでに公文式や通信教育、簡単なプリント学習などを利用して、最低限の勉強習慣をつけさせましょう。
すると、子どもが中学生になってからも楽です。
小学生の場合、1日15分学習をスタートするのがコツ
次に、今の時点で勉強習慣がついていない子向けに、小学生と中学生に分けて勉強習慣の付け方を解説します。まず小学生の場合、1日15分の勉強をさせるだけです。
たとえば読書が好きな子の場合、本を1日15分読ませましょう。本を読むことも一つの勉強なので、これだけで、勉強習慣がつきます。
これができるようになったら、次に1日15分の宿題をやるというステップにすすみましょう(本を読むのが好きではない子は、いきなり宿題からスタートすればOKです)。
宿題も、通常15分ぐらいで終わると思います。まずは宿題を確実に終わらせましょう。そこまでできるようになったら、最後に15分の+ α学習を加えましょう。
おすすめは、簡単なドリルです。書店に行くと、漢字のドリルや計算のドリルなどが売っていると思います。1枚15分位でできる、簡単なドリルです。
これを買って、宿題+ ドリルで、1日30分の勉強習慣がつくはずです。30分ぐらいだったら、そこまでストレスにもならないでしょう。
中学生が勉強習慣をつける2つの方法
次に中学生です。中学生の場合、小学生とは少しやり方を変えましょう。次の2つの方法がおすすめです。
1日15分の家族学習タイムの実施
最初は、家族学習タイムを作ることです。女の子の場合、1人で勉強できない子が多いです。そこで、1日15分だけでいいので、家族みんなで勉強する時間を作ってあげて下さい。
お父様お母様が一緒にドリルをやっても良いですし、お父様お母様は本を読む形でも良いです。
1日15分だけで良いので、テレビを消して、みんなで勉強する時間を作ることで自然と勉強習慣がつきます。
ポイントは、いきなり定期テストの勉強をするのではなく、宿題や読書などの簡単な勉強から始めることです。
宿題+15分できたら100円ルール
男の子の場合、「親と一緒に勉強なんてやりたくないよ」という子もいます。この場合、ちょっとしたご褒美をつけてあげると勉強習慣がつきやすくなります。
たとえば「宿題+1日15分の勉強ができたらお小遣い100円」というルールを設定するのです。こういったちょっとしたご褒美を設定するだけで、男の子はやる気が出ます。
正直なことをお話しすると、私はご褒美は手段(1日15分勉強する)よりも、結果(テストで80点獲得)に対してつけた方が良い思っています。
ただ、勉強習慣をつけるという目標だけで考えるなら、一時的に手段に対してご褒美をつけてもOKです。
ある程度慣れてくると、ご褒美なしでも習慣的に勉強できるようになります。そこまできたら、テストの結果に対してご褒美をつける形に変えていきましょう。
高校生の場合、目標を持たせる以外に方法はない
高校生や受験直前の中学3年生の場合、ここまでにお伝えした方法で勉強習慣をつけるのは難しいです。
たとえば、高校生の場合、そもそも義務教育ではありません。つまり、親が勉強習慣をつけさせるという発想自体がズレています。
そこで、高校生の場合は、目標を持たせること以外に勉強習慣をつけさせる方法はありません。行きたい大学を決めるとか、将来なりたい夢を見つけるとかです。
目標が決まってくると、子どもは自主的に勉強しようという気持ちになるからです。
高校生の場合、無理にご褒美をつけてやらせるのではなく、目標をしっかり持たせて、自主的に勉強させることを目指しましょう。
受験直前の中学3年生の場合も、同じ考え方ができます。自分の行きたい進路を決めさせて、自主的に勉強させるように持っていくのです。
すると、ご褒美なしでも勉強するようになります。
効果的な予習、復習方法と確実に成績が上がる中学生の勉強法
ここまでに解説した方法で勉強習慣をつけさせれば、子どもは親が何も言わなくても勉強するようになります。
この状態まで持ってきたら、次に目指してほしいのは、親が何も言わなくても予習復習をする状態です。
毎日30分だけでも予習復習ができれば、定期テスト前に焦って勉強しなくても毎回高得点を取ることができるからです。
そこで、次のページでは、効果的な予習復習の仕方をまとめました。よかったら、お子さんにもこの方法を伝えてあげてください。
>>効果的な予習、復習方法はこちら
そしてもう一つ。もし予習復習もできるようになったら、最後は定期テストの点数を上げることを目標にしましょう。
その時に大事なのが、効率の良い勉強方法ができているかどうかです。どれだけ勉強しても、やり方を間違えると成績は伸びないからです。
そこで次のページでは、短期間で爆発的に成績が上がる定期テストの勉強法をまとめました。この方法がきちんとできているか、チェックしてみてください。
少しでも間違っている場合、そこを直すだけで成績は簡単に上がりますよ!
>>成績が上がる中学生の勉強法はこちら
親向け!子どもが勝手に勉強を始める声掛け法
最後になりますが、現在私は、思春期の子どもとそのお父様お母様向けに、年に20回ほど勉強会を行っています。
短期間でガツンと成績を上げる勉強法を解説しているのですが、年に数回しか行っていないため、タイミングが合わず参加できない方がいるのも事実です。
そこで、現在有料の勉強会でお伝えしている方法を無料でチェックできるものがあります。題して「7日間で成績UP無料講座」です。
こちらの講座では、ストレスなしで勉強量が増える計画の立て方、子どもが勝手に勉強を始める声掛け術(親向け)、オール5の子どもが行っている勉強テクニックなどを解説しています。
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よかったらこちらも参考に、お子さんの成績を上げていただけると嬉しく思います。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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