先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
新中3の息子がいます。成績は一番酷い時と比べて学年で90番以上上がりました。
しかしまだ真剣ではなく、私がいなければやりません。その態度に私はイライラし我慢しきれず口うるさく怒鳴ってしまうこともあります。
周りがスイッチが入り始めたのに。子供以上に私がテストの結果に一喜一憂したり、周りの子と比べてしまってとても苦しいです。
子どもの成績を上げたい気持ちから、イライラしてしまうことってあると思います。
しかし勉強のことを口うるさく言い続けると、成績が下がるだけでなく、さらなる悲劇が起こります。
そうなってからでは、遅いですよね?そこで本日は勉強に口うるさく言わないようになる考え方をお伝えします。
口出しの数が減られば、親子関係がよくなります。結果的に、お子さんはさらに勉強を頑張れるようになるでしょう。
勉強の口出しをしすぎるとどうなるか?
勉強の口出しをしすぎると、子どもに3段階の変化が起こります。
はじめは、やる気がなくなります。思春期の子は、言われるとやりたくなくなる言われる生き物だからです。
次に、親子関係が悪化します。嫌なことを言い続けると、子どもは親との会話を避けるようになるからです。
最後に、問題行動を起こすようになります。親子関係が悪くなると、愛情不足状態となります。
行動するためのエネルギーがなくなるため、朝起きられなくなったり、学校に行けなくなったりするでしょう。
親への反発心から、暴言や暴力を起こすこともあります。
イライラしなくなる考え方
とはいえ、イライラをぶつけたくなることもあるでしょう。このときは、子どもの悪いところではなく、いいところに目を向けることが大切です。
今回の相談者の方の場合、成績が学年で90番も上がっています。これは素晴らしいことです。
まだ「一人で勉強できない」かもしれませんが、言い換えるなら「親がいれば頑張れる」ということです。これは、すばらしいことでしょう。
子どものいいところに目を向けることで、イライラは落ち着き、子どもへの口出しを減らすことができるはずです。
子どもが自立するタイミング
どんな子でも、高校生になれば一人で勉強できるようになります。
すなわち、中3の子であれば、あと1年ほどしか勉強のサポートはできないということです。
今、一緒に勉強ができる最後の時間であることを前向きに捉え、子どもとの時間を楽しみましょう。
本日のまとめ
勉強の口出しをしすぎると、子どもはやる気がなくなります。さらに親子関係が悪化し、問題行動を起こすようになります。
そうならないためにも、子どもの悪いところではなく、いいところに目を向けるようにしましょう。今頑張っていること、できていることを認めてあげることが大切です。
明日ですが、「中学受験の真実TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強を口うるさく言われた子どもの末路
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