先日、最近読んだおすすめ本を紹介したころ、たくさんのメッセージを頂きました。
>>最近読んだおすすめ書籍を紹介
そこで本日も1冊おすすめ本を紹介したいと思います。本日紹介するのはこちらです。
>>10年後の仕事図鑑
実はこの書籍、理系の子どもには絶対に読んでほしいです。本日はその理由と、今後理系の子どもの進路を決める時のポイントを紹介します。
多くの仕事は10年後なくなる可能性がある
今回紹介した書籍は、最近すごく売れているので既にご存知かもしれませんが「10年後の仕事図鑑」というものです。
なぜ、理系の子どもにこの本を読んでほしいのかと言うと、この本には未来予測が書いてあるからです。
しかも著者が、デジタルアートやコンピューターの研究で世界中から注目されている落合陽一さんと実業家の堀江貴文さんです。
研究者として最先端で活躍されている落合陽一さんと、実業家としてたくさんの事業の立ち上げを行ってきた堀江貴文さん視点での未来予測なので、非常に参考になります。
10年後無くなる仕事と伸びる仕事
本の中から、いくつか重要な部分をいくつか紹介します。
エンジニア
現在最も収入が高い仕事の一つにエンジニアがあります。簡単に言うと、ゲームアプリを開発している方たちです。これまでは、ゲームが好きな子たちは理系の大学に進み、そこでプログラミング(簡単に言うとゲームやアプリの作り方)を学ぶのがおすすめの進路でした。
ただ今後はこの技術もAI(ロボット)でできるようになるそうです。
それを考えると、ゲームを作る人ではなく、企画する側(こういったゲームが面白そうというアイデアを出す)に回ることが大事になるそうです。
医者
医者も、理系が得意な子が目指す職業の一つです。医者が無くなることはないそうですが、今後は医者のあり方が変わってくるそうです。今までは診断から治療を行うのが主な仕事だったのですが、こういった仕事はいずれAI(ロボット)に置き換わります。
ただ唯一置き換わらないのが心のケアです。これはロボットにはできません。相手の気持ちを理解し、気持ちに寄り添うことができる医者が活躍できる時代になっていきます。
子育て理論的に若干違和感がある個所もありました
将来、どういった仕事を目指すのが良いのか考えるうえで非常に参考になる書籍なのですが、若干違和感がある個所もありました。
例えば「同い年の子どもとつるむ必要はない」「幼稚園で時間を過ごすことは人生の損になる」というような部分です。
堀江さんや落合さんのような超一流を目指す場合、確かにこれらの時間は無駄かもしれません。ただ、多くの子は、そこまで超一流を目指していないと思います。
この場合、友達と遊んだり、幼稚園に通ったりして、小さいころから人間関係を作る練習をさせたほうが、将来人生が上手くいく可能性が高いのかなと私は思います。
本日のまとめ
ということで、全てお子さんの進路に役立つとは言えないのですが、将来どういった仕事をすべきかを考えるうえで、非常に参考になる書籍です。
また、進路の話以外にも、将来お金がどう変わるのか、遊びに没頭することの重要性など、理系が得意な子にとって面白い話がたくさん書いてあります。
まだ読んでいなければ、一度チェックしてみてください。
>>10年後の仕事図鑑
明日ですが、「勉強会参加後に学年順位37位達成」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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