子どもが、他の子と比べて落ち着きがない、忘れ物が多くて心配という悩み、持っていませんか?
程度の差こそあれ、ADHDの症状かもしれません。
実は、ここ数年こういった子が急激に増えており、ほとんどの子が多少なりとも当てはまります(私もその一人です)。
でも安心してください。きちんと対策をしていけば、何も問題はありません。学校生活も過ごしやすくなるはずです。
机の角に足をよくぶつける
ADHDの子は、注意力が散漫という特徴があります。そのため、
- 机の角に足をよくぶつける
- 提出物や友達との約束を忘れる
- 他の子と比べてケアレスミスが多い
- 物をよくなくす
机の角にクッションをつけて当たっても問題ないようにしたり、大事な提出物は先生から直接聞いたりするといいでしょう。
きちんと生活できるよう、サポートしてあげれば問題ありません。
授業中座っていられない
ADHDの子は、多動性の特徴があります。じっとしていられなかったり、順番待ちができなかったりすることです。
授業中、全く座っていられない場合は、通級などを検討するといいでしょう。学校は、集団生活の場なので、他の子の勉強に迷惑がかかるのはよくないからです。
そこまでひどくない場合は、精神科医に相談してみましょう。軽い薬や漢方などを処方してもらうことで、落ち着いて受けられるようになることもあるからです。
また、ADHDは発達障害のひとつです。そのため、学年が上がってくると我慢できるようになることもあります。
突然走り出す
ADHDの子は、衝動性の特徴があります。そのため突然走りだしたり、カッとなって手を出したり、一度怒り始めたら止まらないということがあります。
この特徴も、我慢させようと思ってできるものではありません。そこで、事前に衝動性が出たときの対策を伝えておくといいでしょう。
たとえば、カッとなったときには壁を殴るのではなく、クッションを投げるように伝える、などです。
被害が出ないような対策をつくれば、衝動性の特徴もマイナスに働くことは減っていくでしょう。
本日のまとめ
ADHDは、注意力が散漫、多動性、衝動性という特徴を持っています。こういった症状は、治そうと思って治るものではないので、対策が必要です。
さらに、愛情バロメータを高くすることが症状の落ち着きにもつながります。日頃から、良好な親子関係を築くことを意識していきましょう。
明後日ですが、「過敏性腸症候群の原因と治し方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!ADHDの子ども3つの特徴
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