先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の娘が不登校になりました。友達関係やクラスの環境が原因で、先生に対応してもらっていますが、状況は悪化しています。
過去の嫌なことなどを持ち出してくるのですが、これは親子関係が原因なのでしょうか。受験対策で、塾のオンライン授業をみてねと言うのはだめでしょうか。
子どもが中3で不登校になってしまったら、親としてはかなりきついのではないでしょうか。受験を控え、学校に行かなくてもいいのか心配になりますよね。
そんなとき、親が焦った対応をすると状況を悪化させてしまいます。でも大丈夫です。今回の内容を理解していただければ、お子さんの受験はうまくいきます。
自分の進みたい道に進むこともできるでしょう。参考にしていただければ幸いです。
中3で子どもが不登校になる原因
子どもが中3で不登校になる原因は、3つあります。1つ目は、親子関係です。親子関係が悪いと、子どもは学校へ行くエネルギーが足りずに不登校になります。
2つ目は、学校でのトラブルです。先生あるいは友達と何かトラブルがあると、学校に行きたくなくなります。
3つ目は、学校が合わないことです。HSPや発達障害がある子は、周囲にそれを理解してもらえないことに苦しみ、学校へ行けなくなることがあります。
今回の相談者さんの場合、原因の2つ目が該当するでしょう。まずは、原因を突き止めることが大切です。
学校でのトラブルが原因の時は?
学校でのトラブルが原因で学校に行けなくなってしまったときは、まず担任の先生に相談しましょう。それでも解決しないときは、それより上の学年主任や教頭に相談します。
それでもダメなら、転校するか他の場所(フリースクールや適応指導教室など)に登校させましょう。
学校が力になってくれないのなら、そんな場所に無理に子どもを行かせてはいけません。
時期によっては、高校から再スタート
もし12月まで不登校が改善しなかったら、その時期に転校するのは大変です。この場合、今の実力で行ける高校に進学させ、高校からの再スタートを目指しましょう。
愛情バロメータが高ければ問題ありません。学校に行くエネルギーはあるので、しっかりと再スタートが切れます。
愛情バロメータが低いと、再び不登校になります。そうなってからでは遅いので、今のうちに良好な親子関係を作るようにしましょう。
本日のまとめ
中3で子どもが不登校になってしまう原因は、親子関係が良くない、学校でのトラブル、学校が合わないのどれかです。学校でのトラブルは、担任、学年主任などに相談します。
解決しないときは、転校や他の場所への登校を考えましょう。中3の最後に転校するのは大変です。その場合は、高校からの再スタートを目指すのがいいでしょう。
明後日ですが、「部活で勉強できない子は辞めさせるべき?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中3で子どもが不登校になったら?
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