高校に合格したい!と思う子は多いのに、高校をしっかり卒業したい!という子は意外と少ないです。実は毎年、4万人以上が高校を中退、退学しています。
せっかく頑張って合格したのに、もったいないですよね。そこで今回は、高校を辞めてしまう子の特徴3つと、そうならないための進路選択法を解説します。
高校受験をする前にチェックしていただければ、退学しなくて済みます。その結果、お子さんは充実した高校生活を送れるはずです。
高校中退理由TOP3
文科省の調査によると、高校中退の理由で多いのは、次の3つです。
第3位:学業不振(勉強についていけない)
第2位:学校生活不適応(学校が合わない)
第1位:進路変更(学科を変えたい)
です。もちろん、すべての中退が悪いわけではありません。入ってみた結果、仕方なく変える子がいるでしょう。
ただほとんどの場合、高校受験のやり方を変えたら防げたことです。わざわざ中退をしなくても済む、進路選択をしましょう。
退学しなくなる方法
子どもにとってベストな高校を選べれば、退学しなくて済みます。たとえば、第3位「勉強についていけない」のは、進学した高校と自分のレベルが合っていないからです。
つまり毎日コツコツ勉強できないなら、レベルが高すぎる学校は選ばないようにしましょう。第2位「学校が合わない」のも、事前に高校見学などをしておけばある程度防げます。
もちろん、クラスメートや先生などは、入ってみないとわかりません。ただ、学校の雰囲気(わいわい系or落ち着いた系)などは、事前にチェックしておきましょう。
第1位「学科を変えたい」も、明確な夢が決まっていないなら、どんな進路も選べる学科に進んでおくことが大切です。
つまり、自分のレベルに合っていて、行きたい高校の条件を満たし、自分の将来につながる学科を選んでおけば中退することはかなり減らせます。
進路選択は親がサポート
では、レベル、条件、学科が合う学校を子どもだけで探せるのでしょうか。答えは、NOです。もちろん、学校の先生が見つけてくれるものでもありません。
つまり、親がサポートしない限り、受験は成功しないのです。そこで、日ごろから良好な親子関係を作っておきましょう。これがないと、進路の話し合いができないからです。
しっかり愛情バロメータを上げ、タイミングが来たら親子で進路の話し合いをする。子どもを高校中退させないためには、今から準備しておく必要があります。
本日のまとめ
子どものレベルと行きたい条件に合っていて、自分の将来につながる学科を選んでおけば、高校中退する確率をかなり下げられます。
そして、子どもの最適な進路選択をサポートするのは親の役目です。日ごろから愛情バロメータを上げて、タイミングが来たら進路の話し合いをしましょう。
明日ですが、「学年順位が半分になった成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校を退学する子の3つの共通点
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