先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2の息子が不登校から自ら塾に通う迄になりました。中高一貫に通ってますが、高校は一般受験で特別進学コースを希望してます。
他にも情報科学コースがあり、プログラミングが好きなのでそのコースも良いのでは無いかと思いますが、偏差値が41なので本人は希望してません。
特別進学だと勉強三昧です。到底息子には合わないと思いますが、本人はやる気になっています。本人の意思を尊重して見守るしかないですか?
志望校選びは、迷うポイントが非常に多いものです。親からすると、本人が希望している学校が合っているのか、不安に思うこともあるでしょう。
同じ高校でも、コースが違うだけで学習内容が全く違ってきます。そこで本日は、志望校選びにおいて、どのようなことに注意するべきなのかについて紹介します。
ここでのことを意識していただければ、進学後に挫折する可能性を低くすることができ、充実した高校生活を送ることができるはずです。
志望校選びで親がすべき3つのこと
最初に、志望校選びの際に親がするべきことについて解説します。1番目は、愛情バロメータを高めることです。
これを意識すると、子どもからの親への信頼度が上がるので、志望校選びについての話し合いがしやすくなるでしょう。
2番目は、高校の情報やコースごとのメリット、デメリットなどを調べて説明することです。子どもが自ら進路を決める参考材料を与えましょう。
3番目は、脇役サポートです。手伝って欲しいと言われたら手伝うなど、求められた点のみをサポートしましょう。
子どもが特進コースを希望する場合
子どもが特進コースを希望している場合、そのコースについての情報を調べてしっかり解説しましょう。
勉強の部分だけでなく、部活などについても調べておくことが大切です。特進コースの場合、部活ができない学校もあるからです。
加えて、高校見学をしたり、先輩に話を聞いたりして、それでも行きたいと思うかを確認しましょう。
ここまでした上で子どもが進学したいと言うなら、受験させるのがいいです。
進学後勉強についていけなくなったら?
もちろん、無事に特進コースに合格しても、その後の勉強でつまずいてしまうこともあります。このときはそれを失敗だと思わず「ひとつの成長」と捉えましょう。
「無理だって言ったでしょ」と言ってはいけません。今後、失敗を恐れて、自分で判断ができなくなってしまうからです。
普通コースへの切り替えなどが必要なら、そのサポートをしてあげましょう。親は、最後まで子どもの味方でいることが大事です。
本日のまとめ
子どもは子どもなりに、自分の進路のことを考えています。ただし、大人のサポートが必要な部分もあるでしょう。
そういった点は全力でサポートをしながら、本人の志望ができるだけ叶うようにしてあげることが大切です。
明日ですが、「勉強効率が落ちるNG勉強法3選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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