ひとり親でも、子どもはしっかり成長します。ただ、夫婦で子育てを行った方が、一人の負担は少なくなるでしょう。
そこで本日は、「子どもが伸びる家庭のお父さんが行っていること」を3つ紹介します。
私がこれまでに、1万組以上の親子をサポートしてわかった方法です。旦那さんがどう子どもに向き合えばいいかわからない場合、まずはここから始めるように伝えてください。
夫婦、親子の関係が良好になり、子育ての不安もなくなるでしょう。ひとり親家庭の場合の考え方もお伝えしていますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
第3位 母親の逆の立場を取る
父親と母親は、逆の立場をとると子育ては上手くいきます。たとえば母親が厳しいタイプだったら、父親はフォローに回りましょう。
両親ともに厳しいと、子どもは家にいるのがつらくなってしまうからです。一方、母親が優しいタイプなら、父親は厳しいタイプになった方がいいでしょう。
ダメなことはダメだと父親が厳しく言い、母親がフォローに回るという形です。実は、この方法は学校でも取り入れています。
たとえば、生徒指導の先生は厳しいけれど、担任は優しい。担任は厳しいけれど、保健室の先生が優しい。このように役割を分担し、子どものフォローをしています。
ただし、ひとり親家庭の場合は、一人で両方をやらないといけません。そのため、厳しすぎず優しすぎずという意識でお子さんと接することが大切です。
第2位 母親の心のケアをする
「共働き家庭」や「イクメン」が増えてきたとはいえ、多くの家庭ではまだまだ母親が子どもと関わることが多いのが現状でしょう。
育児に加え、家事、仕事も含めると、負担は計り知れません。そこでお父さんには、奥さんの心のケアをしていただきたいです。
これをしないと、母親は孤独感を抱いてしまいます。その結果、子どもに手を出したり、母親自身が鬱になったりすることがあるからです。
具体的には、話を聞いたり、子どもの世話や家事を率先して母親の自由時間をつくったりするといいでしょう。
お母さん自身の心が楽になることで、子どもにも優しく向き合うことができます。良好な親子関係を、築くことができるはずです。
第1位 価値観を伝える
価値観とは、「これはいい、これはダメと判断するときの根底となる見方」です。これは、父親が子どもに伝えてあげましょう。
誰が見ても明らかにダメなこと(法律に違反すること、いじめなど)はもちろん、門限やスマホなどの家族で決めたルールもです。
ただし、家族特有のルールは、伝えすぎると過干渉になります。その結果、親子関係が悪くなってしまいます。
多くはつくらないようにして、必ず守ってほしいルールに絞りましょう。母子家庭の場合は、母親が価値観を伝えれば問題ありません。
本日のまとめ
子育てにおける父親の役割は、母親の逆の立場を取ること、母親の心のケアをすること、価値観を伝えることです。
今の時代はひとり親家庭が増えています。もちろん、ひとり親家庭でも子育てはできるので大丈夫です。夫婦で子育てを行う場合は、少し意識してみてください。
明日ですが、「中卒で就職すると、将来不幸になるのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子育てにおける父親の役割TOP3
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