実は、親の言葉で子どもの能力は変わります。なぜなら、考える視点が変わるからです。
では、どのような言葉を使えばいいのでしょうか。迷ったら、今回お伝えする、5つの言葉を意識して使ってみてください。
毎日の習慣として自然に使えるようになれば、子どもの思考力や問題解決能力が育ち、頭が良くなります。将来、役立つ能力になるはずです。
目次
1.○○はどう思う?
すぐに答えを教えず、まずは子どもの意見を聞く言葉です。(例:「いじめは絶対にダメ」と言わず、「いじめについて、あなたはどう思う?」と言う)
ただし、全てを質問する必要はありません。時間がないとき、どうしても変えられないときなどは、親の意見を伝えても大丈夫です。
2.どうしてそうなるの?
理由を聞くことで、原因と結果の関係を意識することができるようになります。(「この解き方違うよ」と言わず「どうしてこの解き方をしたの?」と聞く)
子どもの意見を聞いた後で、正しいことを教えましょう。ただし勉強で毎回この質問をすると、思考力は伸びても時間効率は悪くなるので注意が必要です。
3.どうやったら上手くいくかな?
解決策を考えさせることで、問題解決能力を育むことができます。(「○○と言ってみたら?」と言わず「なんて言えば相手の子は許してくれるかな?」と聞く)
ただし、子どもが親のアドバイスを求めているのに質問しすぎると、イライラされることもあるので注意しましょう。
4.一度調べてみたら?
自ら学ぶ意識をつけさせことができます。(「曇が白い理由は、・・」と言わず「一度、スマホで調べてみたら?」と言う)
このとき、チャットgptなどのAIを早いうちから練習させておくのがおすすめです。今後は図鑑やGoogleではなく、生成AIが一般的に使われる時代になるからです。
5.とりあえずやってみたら?
子どもに新しい挑戦をさせるための言葉です。(「失敗するかもしれないからやめておいたら」と言わず「とりあえずやってみて楽しくなければやめたら?」と言う)
もちろん、命の危険があること、法律に違反する事、人を傷つける事などは、最初から止めなければいけません。
本日のまとめ
子どもに何か伝えるときには、ただ答えを教えるのではなく、考えさせることを意識していきましょう。
思考力や問題解決能力を伸び、挑戦することができる子に育つはずです。
明日ですが、「中2の勉強のやる気を出す方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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