先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校1年の1月から不登校になり、年度末通信制の高校へ転入。現在週1(土曜三時間)通学しております。
現在平日はずっと携帯ゲーム(荒野行動)でしたが、昼夜逆転も少しずつ良くなってきたと思っていました。
しかし、私が子供に対し今後についての現実味のある話をしたせいで、提出課題も勉強自体もやらなくなりました。
部屋からトイレ以外は出てきません。今後どのように対応していけばよいのでしょうか?
子どもが帰宅して自分の部屋にこもっていると、親として不安になると思います。これが悪化した状態が、引きこもりです。
今回は、なぜ自室に閉じこもってしまうのかと、そのときの対応法をお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
子どもが部屋に引きこもる原因
今回の相談者さんは、高校生のお子さんを持つ方です。ただ、子どもが部屋にこもる原因は、小学生から高校生まで同じです。原因はずばり、親に会いたくないからです。
※少し厳しい話ですみません。
実は私自身も、中学生のときに親に反発していたころがあります。その時は、親に会わないために家に帰ってすぐに部屋に閉じこもっていました。
ただし、高校生の子がずっとリビングにいるのも少しおかしいです。高校生の場合、リビングでおやつを摘みつつ親と少し話をして、その後は自分の部屋に行って勉強をするくらいがちょうどいいと思います。
親に会いたくないと思われる2つの理由
子どもが親に会いたくないと思うのは、2つ理由があります。1つ目は、イメージが悪いからです。たとえば、お父さんが家で仕事の愚痴ばかり言っていたらどうでしょう。
いつもイライラした表情で愚痴っていたら、家庭内の空気が悪くなります。すると子どもは、嫌な空気から逃げるために、部屋に閉じこもるようになるのです。
2つ目は、言われたくないことを言われるからです。今回の相談者さんの場合は、こちらが当てはまるかと思います。
まだ将来のことを言われたくないタイミングだったのに、その話をされたから引きこもるようになったのでしょう。どんなときでも、子どもの気持ちに合った話をするのが重要なのです。
失言をした時の改善ステップ
人間、だれしも失言をすることはあります。そんなときは、まず謝罪しましょう。直接言えるなら直接、無理なら手紙やLINEでもOKです。このとき、重たくなりすぎないように注意しましょう。
次にやることは、イメージUPです。家にいるときの表情を明るくしたり、ポジティブな言葉遣いを心がけます。子どもが元気に生きているだけで、幸せだと思いましょう。
さらに、楽しい家庭作りも重要です。美味しいご飯や楽しい会話があれば、子どもは自分の未来を前向きに考えられるようになるからです。
高校生の場合は、ここまですれば自然に自分の将来を考えて動き出せるようになります。その結果、部屋から出てくるようになります。
本日のまとめ
子どもが部屋に引きこもる原因は、親に会いたくないからです。親のイメージが悪くなっていたり、言われたくないことを言ったりしていないかチェックしてみましょう。
失言してしまったら、謝罪とイメージUP、楽しい家庭作りが重要です。この3つができれば、子どもは自分の未来を前向きに考えられるようになるでしょう。
少しずつ、部屋からも出てくるはずです。
明日ですが、「夏休みの宿題対策!生活作文の書き方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが部屋から出てこない時は?
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