近年、私立中学や中高一貫校へ行くことは珍しいことではなくなりました。
ただ、中学受験をさせるべきかどうかを悩んでいるお父さんお母さんも多いでしょう。中学受験にはデメリットもあるからです。
今回は、意外と知られていない中学受験の真実をまとめました。入ってから後悔しないためにも、チェックしていただければと思います。
真実1 遠すぎると辛い
私立の場合は、電車を乗り継いで1時間以上かけて通うことも珍しくありません。通学時間が長いと、移動だけで疲れてしまいます。
さらに、睡眠や勉強の時間が減ることになるでしょう。日々の疲れから、倒れてしまうケースも少なくありません。
実際に「勉強についていけない」という相談が来る子は、7時前に家を出発しているケースが多いです。
何時に起きて何時に帰宅できるか、それを毎日こなしていけるかをしっかり考えてから受験しましょう。
真実2 通う理由がないと辛い
不登校の相談でよくあるのが、「親が勝手に私立中学に受験させて合格してしまった」パターンです。
これは、後で必ずトラブルになります。学校生活がうまくいかなかったら、親のせいにされるからです。
そこで「なぜ私立中学に行くのか?」を明確にしておきましょう。たとえば、
- 公立の勉強が簡単すぎてつまらない
- 離れたい友達がいる
真実3 余裕がないと辛い
私立中学は、公立中学と比べ、授業やテストのレベルも高くなることが多いです。
すると、勉強についていけなくなる子も出てきます。その多くは、ギリギリのレベルで合格した子です。
もちろん、明確な目標があり、勉強を苦に感じない場合は、進学後努力すればなんとかなるでしょう。
しかし、あまりにギリギリだと、最初からついていくのが大変です。さらに、通学時間も長いと勉強時間を増やせないため、精神的に辛くなってしまうでしょう。
本日のまとめ
「遠すぎないか?」「通う理由が明確か?」「勉強に余裕があるか?」中学受験をする前に、この3つの条件をしっかりと確認しておきましょう。
片道1時間以上、親が無理やり決めた、学力がギリギリでついていくのが大変、という状況だと、進学後に後悔するかもしれません。
明後日ですが、「学校の先生を嫌う子どもに親ができること」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中学受験の真実TOP3
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