子どもの暴言や暴力が悪化して、犯罪を犯す一歩手前のような状態だったら、親としてどうにかしたいですよね。
そこで本日は、法務省による犯罪白書「少年非行」を参考に「子どもが犯罪者になってしまった親が後悔していること」を解説しましょう。
これさえやらなければ、子どもが犯罪者になるリスクは減らせるはずです。人生が台無しになる前に、親としてできることを再確認しておきましょう。
第3位 子どもに好きなようにさせていた
子どもに好きなようにさせる子育ては、危険です。子どもはまだまだ善悪が付けられないため、ダメなことも遊び感覚でやってしまうからです。
たとえば、「いじめ」も遊びの延長で軽い気持ちでやってしまう子がいます。しかし、人を傷つける最悪な行為です。親として厳しく叱らないといけません。
他にもダメなことは、「迷傷法」に当てはまることです。(人に迷惑をかけること、人を傷つけること、法律やルールに違反すること)
ここは、厳しく親が伝えていきましょう。迷傷法は、どれも犯罪につながることです。どれだけ言っても、言いすぎなことはありません。
第2位 夫婦の子育ての方針が一致していなかった
夫婦の子育ての方針が一致していないことも、危険です。たとえば、子どもが進路を考えているときに、
父親は「高校なんて行かず働け」、母親は「高校くらい行きなさい」と言っている状況だと、子どもは何を信じていいかわからなくなります。
父親の言うことを聞いたら母親から叱られ、母親の言うことを聞いたら父親から叱られる。こんな状況では、ストレスでイライラがたまるでしょう。
こうしたストレスやイライラが解消できない場合、それを発散するために犯罪を犯してしまうことがあります。
夫婦でしっかりと話し合いをして、価値観をすり合わせていくことが大切です。
第1位 子どもに口うるさかった
「勉強しなさい」「早くお風呂に入りなさい」「早く寝なさい」など、言いすぎて過干渉になることもかなり危険です。
言われすぎると、子どもはイライラするだけでなく、愛情不足になるからです。すると、自分や将来のことを大切に思えなくなってしまいます。
本来であれば踏みとどまれることでも、どうでも良くなってしまい、犯罪に手を染めてしまうことにもつながるでしょう。
そのため、子どもに言いすぎていたら、今すぐ減らすことが大切です。
本日のまとめ
子どもが犯罪者になってしまった親が後悔していることは、
「子どもに好きなようにさせてしまった」「夫婦の子育ての方針が一致していなかった」「子どもに口うるさかった」の3つです。
これらの逆のことを行うことで、犯罪者になるリスクを減らせるでしょう。
明後日ですが、「学習障害の子どもの勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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