ゴールデンウィークは子どもにとって、普段できないことができる特別な期間です。この過ごし方次第で、その後の学校生活が大きく変わることがあります。
そこで今回は、「子どもが喜ぶゴールデンウィークの過ごし方TOP3」をお伝えしましょう。
これをべースに計画立てていただくことで、充実した連休になります。5月以降の学校生活や勉強面においても、好スタートが切れるはずです。
なぜゴールデンウィークは大切か?
子どもにとって、なぜゴールデンウィークは必要なのでしょうか?大きくわけて、3つ理由があります。
1つ目は「4月の疲れをリセットするため」です。新学年が始まり、お子さんは疲れがたまっています。
ゴールデンウィークは、その疲れを癒す絶好のタイミングです。このときに無理に勉強をさせすぎると、逆にストレスを貯めてしまうので注意しましょう。
2つ目は「新しい経験をするため」です。普段「学校→塾→家」の往復しかしていない子にとって、ゴールデンウィークは非日常を体験できる貴重な時期です。
普段できないような体験をさせ、視野を広げ、将来の夢を考えるきっかけを作りましょう。
3つ目は「苦手分野を克服するため」です。この期間を活用すれば、苦手な科目の復習や、学校の宿題にしっかり取り組むこともできます。
最優先は「ストレスの発散」
上記3つの中でも、特に優先すべきなのは「ストレスの発散」です。子どもが本当に疲れているなら、1~2日間は「ずっと寝ている」というのもいいでしょう。
心と体の疲れをリセットしないまま5月を迎えると、学校に行く気力がなくなってしまうこともあるからです。
ただ、少し余裕が出てきたら、思い出づくりや新しい体験を行うといいでしょう。たとえば、
- 家族で旅行に出かける
- 友達家族と一緒にバーベキュー
- スポーツ観戦やラフティングなど、今まで経験したことのないアクティビティ
勉強は「スキマ時間」に少しずつ
実際には、ゴールデンウィーク中に毎日遊び続ける子は少ないものです。
遊び疲れた後や移動の合間など、空いた時間に宿題や復習に取り組むことで、自然と学習のリズムも維持できます。
とはいえゴールデンウィーク明けにすぐテストがある場合は、勉強の比重を増やしてもいいでしょう。
「勉強」と「休養」と「経験」のバランスを取りながら、有意義に過ごすことが今後の成功につながります。
本日のまとめ
ゴールデンウィークは、子どもにとって「4月の疲れを癒す」「新しい体験で視野を広げる」「苦手克服のチャンス」という3つの意味があります。
特に大切なのはストレス発散で、無理なく休ませることが5月からの学校生活に好影響を与えます。
勉強はスキマ時間に取り組みつつ、新しい経験を積極的にさせましょう。
明日ですが、「子どもとのベストな距離感」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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