宿題を後回しにする子ども対応法

遊ぶ子ども

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

うちの子は、学校の宿題や家の家事などを後回しにしてしまう癖があります。そのせいで、夏休みの課題も最終日近くまで持ち越してしまいました。

どうしたら後回しにする癖を治せますか?

「宿題をする前にゲームをしている」「いつもぎりぎりでたまに遅れる」というお子さんに、困っていないでしょうか?

今回は、宿題を後回しにしてしまう子のサポート法をお伝えします。今回の内容を理解していただければ、確実に宿題を提出できるようになります。

その結果、内申点が上がるので、受験の合格率も上がるでしょう。お子さんの明るい未来のために、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。

大事なのは結果

勉強

極論から述べます。私自身、宿題を先にやるか後にやるかはあまり問題ではないと思っています。

というのも、先に宿題をやってその後ずっとゲームをしているのと、先にゲームをしてから宿題をやって、さらにテスト勉強もするのとではどちらが良いでしょうか。

もちろん、後者のほうが勉強を頑張っていますよね。ただ、後者は宿題を後回しにしています。

つまり、どちらを先にやるかよりも、きちんと終わらせたか、宿題以外にどういった勉強をしているかの方が大事なのです。

終わっていない場合は?

親子

とはいえ、先にゲームや遊びをして、結果的に宿題が終わらないという子もいるでしょう。この場合、子どもと話し合いをすることが大切です。

やることができているなら、順序は関係ありませんが、やることすらできていないなら問題だからです。こういった場合は「ゲームは、宿題を終わらせてからにする」などのルールを決めてもいいでしょう。

そして、ルールが守れないのならゲームを取り上げてもいいです。ただ、このときに大事なのが、親子関係です。親子関係が悪い場合、取り上げると暴れます。

話し合いができる親子関係を作るために、愛情バロメータを上げましょう。愛情バロメータの詳しいお話は、「思春期の子育て講座」で解説しています。

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また、親が一方的にルールを決めるのではなく、子どもが納得しているかどうかも大切です。

宿題の後、勉強させるには?

高校

多くのお父さんやお母さんは、宿題が終わった後、できれば勉強してほしいと思っています。では、どうしたら勉強もするようになるのでしょうか。

答えは「動機づけ」です。たとえば中学3年生の場合、心の底から行きたいと思う進路を決めることで、勉強へのやる気につながります。

1、2年生の場合は、ご褒美作戦で動機づけをしましょう。ゲームよりも先に宿題を終わらせられても、動機付けができていないと子どもは勉強しません。

一方、動機付けがしっかりできていれば、ゲームを先にしても勉強も頑張ります。

本日のまとめ

受験

宿題を先にやるか後にやるかは問題ではありません。ただ、後回しにして宿題をする時間がないのなら、しっかり話し合いをしましょう。

子どもが自ら勉強するようになるには、動機づけが肝心です。3年生は、希望の進路を見つけること、1、2年生はご褒美作戦による動機づけがおすすめです。

明日ですが、「子ども向け!スマホを買ってもらう方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!宿題を後回しにする子ども対応法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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