先日こんな相談を頂きました。
※プライバシー保護の関係で、
内容の一部を変更しております。
パワハラ顧問問題は、
息子の中学では何年も前から
顧問が代わっても
あった事でした。
今の顧問は昨年度異動してきた
教師ですが、
やはりかなりのパワハラ顧問で
保護者である私にも
度々激こうし、
暴言を吐いた事も
一度や二度ではありません。
他の保護者は、不満はあっても
我が家ほどの危機的状態には
なっておらず
一緒に抗議しようとする者は
いませんでした。
無理をしすぎたせいで
起立性調節障害に
なった子もいますが、
親御さんは顧問を攻める気持ちは
ないようです。
私は一人でも息子の為に
戦かってきましたが、
学校側も教育委員会も口だけで
何も改善はありませんでした。
もう学校にも教育委員会にも
何も期待できないと悟りました。
議員さんに相談し教育委員会には
再度指導を促して頂いたのですが
「真剣に対応するように
学校側に伝えた」とのことで
何も変わりはない有様でした。
最近こういった問題が増えています。
甲子園常連校の野球部が閉鎖になったり
していてある意味
社会問題になっています。
子どもを守るために、
親がすべきことをまとめます。
客観的意見と子どもの意思を確認する
最初にすべきことは、
他のチームメイトの意見です。
そもそも部活動の指導方針に、
これという正解はありません。
子どもを殴ってでも、
日本一にしてほしいという親もいれば、
楽しくやらせてほしいという
親もいるからです。
では何が正解なのかというと、
- チームメイトの意見
- 子どもの意見
今回の相談者の方の場合、
先生の指導は行き過ぎだと感じています。
まずは他の保護者も同じ意見なのか
確認することが大事です。
周りの保護者が、
- 今の方針で進めてほしい
顧問の先生を責めることはできません。
周りの保護者も、
- あのやり方はおかしい
立ち上がればいいわけです。
教頭(副校長)と教育委員会に指導を仰ぐ
もし周りの保護者の6割以上が、
やり方が間違っていると
思っているとします。
この場合、教頭(副校長)と、
保護者で話し合いの場を作ります。
これが最初のステップです。
あまりに対応がおかしい場合、
教頭も同じ意見を持っているはずです。
この場合、
- 顧問を変える
- 教頭が部活動の指導に加わる
というような対応をしてくれます。
もし教頭が動いてくれないなら、
次は教育委員会に抗議に行きます。
これで99%の問題は解決できます。
解決できない時とチームメイトと意見が合わないとき
ただまれにこのステップでも、
解決ができないことがあります。
顧問の先生の力が絶大で、
教育委員会が意見を言えない時です。
またチームメイトの保護者の過半数が、
今の方針のままでも問題ない
と思っている場合です。
※つまりあなたの意見が
少数派の場合です。
この場合は、
顧問の指導方法は変わらないと割り切り、
対応をしていくしかありません。
お子さんに、
先生のやり方を変えることはできない
と言うことを伝えたうえで、
どうしたいか意見を聞きましょう。
無理に部活を続ける必要はありません。
クラブチームに移動するという
選択もあります。
もしくは転校するという方法や、
部活動を変えるという方法もあります。
周りを変えることができなくても、
自分自身を変えることはできます。
自分には何ができるかを考え、
対応するようにしてください。
本日のまとめ
世の中には、
どうすることもできないケースが
あります。
私も教師時代、
どうしてもやりたかった教育が
できませんでした。
そこで学校に対して、
文句を言い続けることもできます。
ただ私の場合は自分が仕事を辞めました。
そして自分で事業を始めました。
周りを変えることができなくても、
自分自身を変えることはできます。
子どもにこの理論を伝えることも、
親としての責任だと思います。
明日ですが、
「道山流!携帯スマホ依存の解決法」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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